<05/09/08> ディスクロージャー誌 |
保険会社の経営状況(業績動向および資産状況等)を掲載した説明冊子。保険会社は毎年、ディスクロージャー誌を発行し、本店、支社、支店、営業所等の窓口に備え置いて、契約者や消費者が自由に閲覧できるようにしている。 これは、保険業法第111条が「保険会社は事業年度毎に,業務および財産の状況に関する事項を記載した説明書類を作成し,本店,主たる事務所,支店,従たる事務所に備えおき,公衆の縦覧に供しなければならない」としていることに対応したもの。 保険業法施行規則第59条の4は「当該保険会社の事業年度経過後五月以内にその縦覧を開始」すると規定しているので、3月決算の会社の場合には8月末までにディスクロージャー誌を作成し備え置かねばならない。 各社が作成するディスクロージャー誌の名称は「○○生命(海上)の現状」というものが多いが、必ずしもそれである必要はない。 また、最近ではインターネットのホームページ上でディスクロージャー誌をダウンロードできるようにしている会社も多い。 なお、生命保険会社のディスクロージャー誌については、生命保険協会がその読み方を解説した「生命保険会社のディスクロージャー
虎の巻」を作成している。「虎の巻」は同協会ホームページからダウンロードが可能である。 8月29日(月)日刊8面保険用語研究会 |
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