■本書の内容
長年にわたって学会と実務の架け橋としてご活躍された伊藤文夫先生・溝辺克己先生を偲び、両先生の薫陶を受けた学者・弁護士・実務家が民事交通事故損害賠償の最前線で問題となっている課題を掘り下げた至極の追悼論文集。

■本書の構成
思い出（藤村 和夫）
責任編（益井 公司、古笛 恵子、木ノ元 直樹）
損害概念編（丸山 一朗、山口 斉昭、津川 哲郎、鹿士 眞由美）
損害算定編（末次 弘明、垣内 惠子、伊豆 隆義）
損害調整編（松居 英二、黒田 清綱、髙木 宏行）
保険・手続編（植草 桂子、高野 真人、新藤 えりな、福田 弥夫）

【編者略歴】
福田　弥夫（ふくだ　やすお）
日本大学危機管理学部教授
高野　真人（たかの　まさと）
弁護士
丸山　一朗（まるやま　いちろう）
前損害保険料率算出機構理事

【訂正情報】
本書第１刷に以下の誤りがありました。謹んでお詫び申し上げます。
本文１６５頁から１６６頁
「６　休業損害と後遺障害逸失利益の違い
（１）母親の介護のため退職していた５０歳無職の男性の休業損害と逸失利益」
で挙げました裁判例「名古屋地判平成３０年７月３０日」は、
本項目の裁判例として掲載には適当ではないため、
解説を含め割愛いただきますよう、お願い申し上げます。