グローバリゼーションに伴う変化の時代、リスク対応には柔軟さが求められる。リスクファイナンスの選択肢にはキャプティブがある。本書はキャプティブについて多角的に分析・考察した好著である。

　今後のグローバル・エコノミーのなかでどのような企業リスクマネジメントが最適であるかを、キャプティブという切り口を通して考察してみようとしており、欧米のみならずアジア諸国の中でも関心が深まりつつあるキャプティブ市場の動きを見ながら日本の企業環境に適したリスクマネジメントおよびリスクファイナンスのあり方を探求しようとしています。

本書の主な内容

第1章 リスク・キャプティブ・再保険
第2章 世界のキャプティブ市場動向
第3章 キャプティブの実務
第4章 キャプティブをめぐる論点
第5章 主要ドミサイルの概要
終章 あとがきにかえて
資料
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