日常の事務処理から経営統合によるシステム統合まで
システムの背景にある事務やデータの流れをわかりやすく解説

　本書は、損害保険会社の基幹系システムについて、その背景にある業務知識をからめながら、主に初心者向けにまとめたものです。図表を多用し、システムの背景にある事務フローやシステム間のデータの流れをわかりやすく説明します。従来、類書がありませんでしたので、これから初めて損保のシステム開発に取り組む人には、唯一の「地図」となる本ですが、同時に、システム目線による日本の損保ビジネスを俯瞰する書として、学生や業務上はシステムに関係のない方にも興味深い内容になっています。

■今まで誰もわかりやすく説明してくれなかった難解なシステムを、体系的に且つ時代の変遷もふまえて説明している暖かな入門書です（　⑭業務プロセス研究所　代表取締役　尾籠裕之氏　評）

本書の主な内容：
第１章　保険とは？
第２章　損害保険会社のシステム構成
第３章　契約管理システム
第４章　契約に関わるシステム
第５章　保険料に関わるシステム
第６章　事故、その他に関わるシステム
第７章　代理店オンライン・システム
第８章　経営統合にともなうシステム統合
索引＆損保用語集

　著者プロフィール：
菊地浩之（きくち　ひろゆき）
株式会社テクノプラン　アプリケーションエンジニア

1986年　日本情報サービス（日本総合研究所を経て、現 ⑭ＪＳＯＬ）に入社、主に損害保険各社のシステム開発等を担当
2005年　明治学院大学経済学部非常勤講師を兼務（～2006年）
2006年　博士号を取得（國學院大學経済学博士）
2014年　⑭ＪＳＯＬより⑭テクノプランに移籍