本書は、新保険法における損害保険や傷害疾病保険につき、逐条で新旧条文を対比させながら、改正要点の簡潔なコメントを付した上で、改正内容、改正の背景・経緯、必要に応じては法制審議会保険法部会での論議を紹介することで、今回の改正の趣旨・ポイントを分かりやすく解説している。
　百余年ぶりの本改正への業界を挙げての対応の絶好の手引書となるばかりではなく、代理店、実務担当者が机上書として広く備え置いて利用できる保険関係者必携の保険法解説書。主な内容は次のとおり。
　第１章＝総則
　第２章＝損害保険
　第３章＝生命保険（省略）
　第４章＝傷害疾病定額保険
　第５章＝雑則

【正誤表】
第８１頁６行
　【×誤】
　　えない範囲で損害防止費用を負担するといった定める約定も有効で
　　あろう。
　【○正】
　　えない範囲で損害防止費用を負担するといった内容を定める約定も
　　有効であろう。
第９９頁１行
　【×誤】
　　第ニ項第第三号によって、それぞれの重大事由発生時からの事故が
　　免責とさ
　【○正】
　第ニ項第三号によって、それぞれの重大事由発生時からの事故が免責
とさ
第１０３頁中段下
　【×誤】
　えられる。（ 保険法部会資料1213頁）　
　【○正】
　えられる。（ 保険法部会資料2313頁）
第１６１頁中段中
　【×誤】
　（所得補償保険・介護保険なども含む。）が対象となる。
　【○正】
　（例えば、介護保険）が対象となる。
奥付ページ著者プロフィール
　【×誤】
　　2005年10月から2008年3月に亘り、法制審議会委員として保険法部
　　会における
　【○正】
　　2006年10月から2008年3月に亘り、法制審議会委員として保険法部
　　会における