東日本大震災では、僅か3ヵ月という短期間のうちに約１兆円もの地震保険金が支払われた。この難事業に取り組んだ保険マン達の一人一人にスポットを当て彼らの想いや苦悩を赤裸々に描いたルポ作品

東日本大震災では、僅か3ヵ月という短期間のうちに約１兆円もの地震保険金が支払われた。この難事業に取り組んだ保険マン達の一人一人にスポットを当て彼らの想いや苦悩を赤裸々に描いたルポ作品。保険毎日新聞社記者が70名あまりの当事者（被災者、鑑定人、保険代理店、保険会社社員、コールセンタースタッフ、保険団体職員）の証言をまとめ、先の震災が日本と日本人に残したものを検証する。

【本書の内容】
第１章 被災契約者　―　地震保険は一条の陽光
【 コラム】 大震災からよみがえった「かもめの玉子
第２章 被災地の支店・代理店　―　終わりの見えない震災対応
【手記】　私と地震保険　震災を通し地震保険に思う
第３章 損害調査　―　お客様のいちばん近くに
【損保新入社員座談会】 たまひよ奮闘記
第４章 カスタマー・センター　―　電話の向こうは被災地
【コラム】　地震再保険　史上初、損保会社への概算支払い
第５章 損害保険協会　―　一日も早い被災者支援を
第６章 被災地代理店　―　自らの傷も省みず
【コラム】「原発に揺れた代理店」～南相馬からの伝言～
第７章 被災３県の代協会長に聞く
【対談】 「大地震との闘いの日々を語る」