住友生命グループ ２３年度第３四半期決算 新契約年換算保険料１５％増
SHARE
住友生命が２月１４日に発表した２０２３年度第３四半期決算によると、住友生命グループ連結の経常収益は前年同期比３．１％減の３兆１９１０億円で、保険料等収入は同２．０％増の２兆１５０億円となった。新契約年換算保険料は同１５．１％増の２６８９億円で、グループ基礎利益は同１０．７％増の１８２６億円となった。親会社に帰属する四半期純剰余は同６５．９％減の３６９億円だった。
住友生命グループの新契約年換算保険料は、前記の通り前年同期比１５．１％増の２６８９億円で、会社別には住友生命が同０．６％減の８５１億円、メディケア生命が同１２．７％増の１４８億円、海外事業のシメトラが同２５．４％増の１６８９億円を計上した。住友生命の新契約年換算保険料のうち個人保険は同１４．０％減の５８１億円、個人年金保険は同４９．６％増の２７０億円で、第三分野は同７．４％減の２３２億円だった。
グループの保有契約年換算保険料は、前年度末比５．６％増の３兆２１３１億円で、会社別には住友生命が同０．２％増の２兆２６４８億円、メディケア生命が同１２．６％増の９６２億円、シメトラが同２２．２％増の８５２０億円を計上した。住友生命の保有契約年換算保険料のうち個人保険は同０．２％減
続きは新聞でお読みください。
現中期経営計画で「ＳＤＧｓ経営」を経営基盤に位置付けるＳＯＭＰＯグループは、気候変動への「適応」「緩和」「社会へのトランスフォーメーションへの貢献」を「ＳＯＭＰＯ気候アクション」として掲げ、取り組みを進めている。とりわけ洋上風力発電事業分野では、推進体制としてグループ企業の損保ジャパンやＳＯＭＰＯリスクマネジメント、ＳＯＭＰＯ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌから成る５０人ほどのプロジェクトチームを組成し、各案件の全てのフェーズでリスクマネジメントを通じた支援「ＯＮＥ ＳＯＭＰＯ ＷＩＮＤサービス」を展開している。プロジェクトチームに携わるＳＯＭＰＯ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌの関口直明課長、損保ジャパン企業マーケット開発部ＳＸ推進グループの岡田知大課長代理、同海上保険部船舶保険グループの北村夏海主任に、「ＯＮＥ ＳＯＭＰＯ ＷＩＮＤサービス」の概要やポイント、現状での課題、今後の展望などについて聞いた。
【５０人から成る推進体制構築】
ＳＯＭＰＯグループでは以前から、再生可能エネルギー事業の核となる洋上風力発電事業分野での価値創造を基に、社会課題の解決を目指して取り組みを進めており、これまで国内、海外を含め８０件以上の保険引受実績がある。また、保険・リスクに関するアドバイスや官公庁業務、セミナー・シンポジウムの開催を通じて産官学での連携
（２週間無料でお試しいただけます）
SHARE