生保各社23年度末決算 保険料等収入13%増42兆円計上 総資産は5%増428兆円に
2023年度末の生命保険各社の業績がまとまった。生保協会集計による生保42社の年度末の保険料等収入は42兆9767億円で前年比13.0%増と第3四半期末をさらに上回る増率で着地した。新契約年換算保険料は2兆5014億円で、同15.8%増となった。純剰余(利益)は2兆922億円(同26.2%増)の増益となった。総資産は同5.4%増の428兆6072億円となった。(本日4~6面に生保協会会員各社の業績詳細〈本紙調査〉を掲載)
日本生命グループの保険料等収入は日本生命とニッセイ・ウェルス生命の一時払商品の販売増を主因に前期比34.9%増の8兆5983億円となった。基礎利益は新型コロナウイルス感染症関連の支払減少等による保険関係損益の増加を主因に同61.5%増の7640億円。国内生命保険(日本生命、大樹生命、ニッセイ・ウェルス生命、はなさく生命)の新契約年換算保険料は同29.1%増の5222億円。24年度のグループ業績見通しについては、保険料等収入にその他経常収益を足し合わせた保険・サービス収益(同社独自の指標)は、日本生命とニッセイ・ウェルス生命の一時払商品の販売減を主因に23年度末実績から1兆1288億円減の7兆7600億円を見込む。その
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兵庫県芦屋市に本社を構える乗合代理店のマーブル㈱が、あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション傷害保険をカスタマイズして販売する「みんなのレクリエーション(みんレク)」の売れ行きが好調だ。同商品はレクリエーション参加者のけがや熱中症・食中毒による入院・通院、死亡・後遺障害などを保障するもので、ウェブ経由で24時間365日いつでも申し込みでき、申込期限をイベントの前日までとしていることが大きな特徴となる。同社では今後、「みんレク」を通して各地域でのレクリエーション開催の活性化を後押ししていく。
【全申込のうちの約3分の1がイベント開催前日】
「みんレク」の基となっているあいおいニッセイ同和損保のレクリエーション傷害保険は、レクリエーション参加者のけがや熱中症・食中毒による入院・通院、万一の死亡・後遺障害などを補償する。通常、レクリエーション傷害保険ではレクリエーション主催者が代理店に赴いて対面で加入申し込みをするが、「みんレク」ではその必要がなく、ウェブ経由で24時間365日、いつでも申し込みができる。また申込期限をイベントの前日までとしており、これらの特徴が販売を大きく後押ししている。一般的にレクリエーション主催者は、開催直前期までゲストとの出演交渉や企画の考案などの業務に追われることが多く、保険の加入手続きに時間を割くことが難しい
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