東京海上日動 健診二次検査受診勧奨プログラムを提供 「健康アシスト保険」を開発 休職リスク低減でGLTDの割引も
東京海上日動は7月26日、企業の従業員に対して、健康診断の二次検査の受診勧奨を通じて疾病の早期発見・早期治療を促進する新商品「健康アシスト保険」を開発し、10月1日始期契約より販売を開始すると発表した。保険金の支払いに代えて二次検査の受診勧奨プログラムを提供するもので、このような保険商品は業界初(6月現在、東京海上日動調べ)。
「健康アシスト保険」は、企業を保険契約者、役員・従業員等を補償対象として、補償としての「受診勧奨プログラム」と、付帯サービスとしての「疾病リスク予測」「マイ検診プラン」から構成される。
「受診勧奨プログラム」は、定期健康診断やがん検診において、従業員が生活習慣病・がんによるリスクが一定の基準に該当した場合に、独自開発システムを用いた健診予約や健診結果管理サービス等での実績・ノウハウを有する㈱バリューHRからメールや専門職等による電話等で二次検査の受診勧奨を行う。企業が受診勧奨に要する費用に対して保険金を支払うことに代えて、東京海上日動がこの受診勧奨プログラムを提供するものとなる。
また、二次検査を受診した場合に、従業員に見舞金を支払うオプションも用意している。
付帯サービスでは、二次検査の受診勧奨の
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