明治安田生命米国子会社スタンコープ 米オールステート子会社買収へ 任意加入型団体保険の事業基盤を強化
明治安田生命は8月14日、米国子会社である StanCorp Financial Group, Inc. (以下、スタンコープ社)と、米国大手損保会社 The Allstate Corporation (以下、オールステート社)が、スタンコープ社によるオールステート社の任意加入型団体保険事業を営む保険子会社を含む2社の買収に合意し、買収契約を締結したと発表した。
オールステート社(米国イリノイ州ノースブルック)は従業員数が約5.3万人で、自動車保険や住宅保険を中心とした損害保険を全米で広く販売している。今回の買収対象は、同社の任意加入型団体保険事業を営む保険子会社 American Heritage Life Insurance Company (フロリダ州)および関連事務サービス子会社 American Heritage Service Company (フロリダ州)の2社で、従業員数は合計で約1000人。スタンコープ社を通じて買収対象2社の全株式を取得する買収スキームを予定している。
今後、日米監督当局による認可等を前提として、2025年度第1四半期(25年4月―6月)をめどに買収手続きを完了する予定。買収対象会社2社は、日米
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AIG損保は7月25日、神奈川県、一般社団法人神奈川県法人会連合会(神奈川県法人会)と、TKP新横浜カンファレンスセンター(神奈川県横浜市)で神奈川県下の事業者向けセミナー「産業医、がんと闘う経済評論家と考える~職場におけるがん防災~」を共催した。事業者が職場における「がん防災」について考え、企業の経営課題の一つである「人材確保・定着」につながる対策を検討する機会として実施された同セミナーでは、北里大学医学部衛生学講師の武藤剛氏が産業医の視点で基調講演を行った他、多発性骨髄腫に罹患し治療を続けながら、現在もテレビ等で活躍中の慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏と、武藤氏との対談などを実施した。当日は保険業界やその他業界から神奈川県内の多くの事業者が参加した。
冒頭、AIG損保執行役員首都圏地域事業本部長の東隆氏があいさつし、同セミナーについて、神奈川県法人会で行われている「健康経営の推進」、神奈川県で行われている「治療と仕事の両立推進企業の拡大」、そして同社が行っている「中小企業の事業継続力強化」の三つのテーマを連携するものとなっていると紹介した。
その上で、同社では日本を支える中小企業の事業継続力の強化について、「がん防災を基盤にした健康経営による人材資源の確保」を特に重要視しているとし、「従業員のために、仕事と治療の両立支援、そして
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