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ホーム ニュースヘッドライン 2025年01月 ヤマップネイチャランス損保 GPS地図アプリユーザーの遭難捜索費用等を補償 「山歩保険(さんぽほけん)」を発売 登山中の歩行距離と保険料が連動

ヤマップネイチャランス損保 GPS地図アプリユーザーの遭難捜索費用等を補償 「山歩保険(さんぽほけん)」を発売 登山中の歩行距離と保険料が連動

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 昨年5月に損害保険業の免許を取得したヤマップネイチャランス損保(沖縄県名護市)が、登山中を対象とする遭難捜索費用特約を付帯した傷害保険「山歩保険(さんぽほけん)」(正式名称:歩行距離連動型保険料適用特約付き傷害保険)について12月5日に金融庁の認可を取得し、12月11日から登山・アウトドア向けウェブサービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」ユーザーを対象に販売を開始した。

 新商品の基本補償は傷害、遭難捜索費用で、死亡・入院・通院時の補償はない。法律相談費用が特約として自動付帯される。
 傷害の補償はケガをした部位・症状に応じて最大30万円の保険金を支払う「部位症状定額払い」で、「登山・交通傷害限定補償特約」(自動付帯)によって登山中と交通乗用具を使用中の傷害を補償する。遭難捜索費用の補償の限度額は300万円。法律相談費用特約は登山中の行為により生じた損害賠償請求に対応する法律相談費用を支払うもので、限度額は20万円。
 傷害、遭難捜索費用の保険料は、親会社である㈱ヤマップが提供するGPS地図アプリ「YAMAP」を通じて集計される各ユーザーの歩行距離に連動するようになっており、この仕組みは世界初(ヤマップネイチャランス損保調べ)の発明で「登山実績連動型保険システム」として特許を取得している(特許第7575519号)。「歩行距離連動型保険料適用特約」(自動付帯)によってアプリ上の歩行距離と保険料が連動する。また、「目撃情報収集」という付帯サービスもあり、被保険者が遭難・行方不明の際に、GPS地図アプリユーザーにプッシュ通知で情報開示し、ユーザーからの情報提供を求め、遭難者の早期発見・減災に努めるという。
 保険期間は1年で加入対象年齢は原則18歳~79歳。払込方法はクレジットカード払いのみ。
 新商品開発の背景について同社では、「GPS機能付きのスマホなどが普及しているものの、昨年の山岳遭難者数は3500人以上(警察庁データ「令和5年における山岳遭難の概況等」による)と増加傾向にあり社会課題となっている。そのような状況にもかかわらず保険の加入と普及が進まない理由の一つとして、これまでの保険商品では登山の回数・距離と保険料が比例していないことへの不公平感があった。その課題を解決するため、また、減災に資するためにもテクノロジーを活用したパーソナライズされたテレマティクス保険の開発・提供に向け検討を重ねてきた」と説明している。
 「今後も日本初の真のデジタル損害保険会社としてグループ会社で損害保険代理店であるヤマップを通じてレジャー関連の保険を販売することにとどまらず、テクノロジー・データを活用してレジリエントな社会の創造に努めていく」としている。

Pick Up
事故解決ロ-ドマップが大幅バージョンアップしたアクサ損保(2面)

 アクサ損保は近年、自動車保険の事故報告から解決状況まですべてを顧客に知らせるコミュニケーションツールの改良に注力し、さまざまなコンテンツを充実させている。代表的なものには、①インターネット事故受付②ポータルサイトの刷新③ドライブレコーダー取得によるAI動画解析―がある。2024年12月9日には、ポータルサイト上の「事故解決ロードマップ」を大幅にバージョンアップした。

 【最新のリニューアル】
 リニューアルした「事故解決ロードマップ」の特におすすめのポイントは、顧客にとって事故対応の状況が今どの段階にあるか、進捗状況が「ひとめで分かる」点。
 具体的には、タッチパネル形式で視覚的に操作できる仕様に改良。ポータルサイト上の操作のみで、事故担当者を介さず最短1日で傷害保険金を受け取れる「かんたんWEB請求」や、状況を細かく聞きたい場合に事故担当者と直接やりとりできるチャット形式の「メッセージボード」を有している。
 リニューアル実施の背景には、「保険会社が提供するサービスの透明性を確保したい」「いつでもどこでもアクセスができるコミュニケーションツールを提供したい」という同社の思いがある。
 また、リニューアルの反響としては、「シンプルで見やすい」「時系列や期日が表示されていて分かりやすい」「自身がや

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