金融庁 モーター代理店2社に行政処分 経営責任明確化など業務改善命令発出 経営管理態勢、保険募集管理態勢等で複数違反
金融庁は1月24日、関東財務局からトヨタモビリティ東京㈱(東京都港区、佐藤康彦社長)に、東海財務局から㈱グッドスピード(愛知県名古屋市、加藤聡社長)に、保険業法に基づく業務改善命令がそれぞれ発出されたことを公表した。モーター代理店である両社に対して立入検査を実施したところ、経営管理態勢、保険募集管理態勢等で体制整備義務、適切な比較推奨販売、個人情報の管理などで複数の違反が確認されたことから、経営責任の所在の明確化などを求めた。
トヨタ自動車の100%子会社で、新車・中古車販売、点検・整備および板金塗装業を行う他、保険代理店を兼業するトヨタモビリティ東京は、2024年3月期の売上高が約4700億円に上り、都内に約220店舗を構え、従業員約7700人が働く国内最大手のカーディーラー。一方、中古車販売大手のグッドスピードは、子会社を含め全国約50拠点に700人ほどの従業員が働く兼業代理店。
金融庁によると、両社への立入検査の実施により、経営管理態勢、保険募集管理態勢等についてさまざまな問題が発生していることが確認され、保険業法第294条の3第1項等に規定する体制整備義務や、特定の保険商品を推奨販売する際の推奨方針・理由の説明について保険
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FWD生命は、(公社)企業情報化協会が主催する2024年度IT賞において、【「Omne(オムニ)by FWD(以下、Omne)」アプリを活用したデジタルでのお客さま接点の強化】について、「IT奨励賞(顧客・事業機能領域)」を受賞した。昨年の「メインフレームのクラウドへの移行」に続き、2年連続のIT賞受賞となった。執行役員兼CDBO(チーフ・デジタルビジネス・オフィサー)の田中友一朗氏、Omne(オムニ)事業部アシスタントマネージャーの綿貫辰耶氏にサービスの特徴や受賞の背景、今後の展望などを聞いた。
――IT賞とは。
田中 IT賞は、わが国の産業界ならびに行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進、生産性向上等、“ITを高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い成果を挙げたと認められる企業、団体、機関および個人に対して、企業情報化協会が授与するもので、今回で42回目となっている(注1)。
――「顧客・事業機能領域」とは。
田中 IT賞は、企業・団体・機関の取り組みに対して、その理念や目的ならびに展開の範囲・特性等によってカテゴリー(取組領域)を分けて、カテゴリーごとに固有の評価視点から評価し、授賞の対象が決定される。カテゴリーには、「マネジメント領域」「顧客・事業機能領域」
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