26年4月から第一生命ホールディングスが商号変更 「株式会社第一ライフグループ」に ネオファースト生命、アイペット損保等も社名変更
第一生命ホールディングスは2月14日開催の取締役会で、6月下旬開催予定の第15期定時株主総会で定款の一部変更議案が承認されることを条件に、2026年4月1日を変更予定日として、同社商号を「株式会社第一ライフグループ(英文:Daiichi Life Group, Inc.)」に変更することを決議した。株主総会に上程する議案の内容については、詳細を決定次第、別途開示する予定。
商号を変更する理由については、「当社は生命保険事業を中心に、資産形成・承継事業、さらに非保険事業へと事業領域を拡大してきた。今後、社業を生命保険領域にとどまらない『保険サービス業』へと進化させ、一人ひとりに寄り添い『人生』の可能性をひらく企業へと変革を遂げることで、『グローバルトップティアに伍する保険グループ』へと大きな成長を実現していくことを目指し、決定した」としている。商号変更に伴い、グループブランド名称も「Daiichi Life」とする。商号変更により、グループの一体感を高め成長を加速するとともに、社会への一層の貢献を目指していくとしている。
「Daiichi Life【ダイイチ・ライフ】の〈想い〉」が掲げられており、「いちばん人を考え、まっすぐに最良を
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また、健全な企業風土を醸成するために、土台となるカルチャーとして「対話」「承認」「学び」「DEI」の四つを定義した。
金融庁から指摘を受けた一連の問題の真因とされる「顧客よりも自社の利益を優先」「上意下達」「ネガティブ情報が報告されない」といった企業風土を変えるには、言うべきことを言える環境の中で対話をすること、正しい行動をとった人を承認すること、自分や会社が変わるために学ぶこと、意思決定においてDEIを確保することが不可欠であり、指摘事項を是正するだけでなく会社自体が変わるためにも、この四つのカルチャーが重要であると考えたためだ。
カルチャー変革の実践に当たり、PDCAサイクルを回していくための仕組みも整備した。部店経営計画など全部店・課支社が作成する目標の中に、業務品質・コンプライアンス・カルチャーの三つの項目を組み込み基盤改善を図るとともに、変革に向けた意識・行動の状況を測る指標となる「カルチャーチェンジサーベイ」を毎月実施し、収集したデータを各種施策の見直しや追加施策の検討、各職場での振り返りに活用している。
変革の核は経営陣
カルチャー変革に当たっては、カルチャー変革担当役員の酒井香世子常務が表明した「まずは経営陣から変わる!」との意志に基づき、石川耕治社長をはじめ全役員が現場に赴き社員と直接対話する「タウ
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