富国生命 貯蓄性高め予定利率を年1.50%に 一時払終身保険「グッとアップ」発売 「未来のとびら」終身特約等の予定利率も改定
富国生命は4月1日から、一時払終身保険の新商品「グッとアップ」(正式名称:一時払終身保険(有配当・告知不要型))の販売を開始した。同社では2016年2月の日本銀行によるマイナス金利政策導入を受けて、同年7月以降一時払商品の自社引受けを休止していたが、国内金利が上昇基調にあることや一時払商品による資産形成へのニーズが根強いことなどを踏まえ、約9年ぶりに引受けを再開。また、4月2日からは、主力商品の「未来のとびら」(特約組立型総合保険(有配当2022))に付加する特約である「終身保険特約(2022)」および「介護保障特約〈終身型〉(2022)」で予定利率の引上げによる保険料率の改定も実施。23年4月の学資保険、24年4月の個人年金保険に続く平準払商品の予定利率引上げとなり、終身保障タイプの商品としては40年ぶりとなる。
「グッとアップ」は、円建・利率固定型の一時払商品で、将来の解約払戻金が加入時に確定する仕組みによる安定的な資産形成機能に加えて、死亡保障を抑えた商品設計と戦略的な予定利率の設定による高い貯蓄性を備えたもの。加入後に解約払戻金を原資として介護終身年金等の支払に移行できる「柔軟性の高さ」と、加入時の告知を不要とする「間口の広さ
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損保協会は3月3日、「第26回自動車盗難事故実態調査」の結果を発表した。それによると、2024年は車両本体盗難、車上ねらい(部用品盗難)ともに件数は減少した。車名別盗難ではランドクルーザーが4年連続でワースト1で、車両本体盗難被害の4台に1台以上を占めている。また、埼玉県が12年ぶりに都道府県別車両本体盗難の支払件数ワースト3にランクイン。車両本体盗難の1件あたり支払保険金は23年と比較して約20%上昇した。
損保協会では2000年度から自動車盗難防止対策の一環として、自動車の車両本体盗難や車上ねらいの実態調査を実施しており、今回が26回目となる。調査期間は22年1月1日から24年12月31日で、損保協会非会員会社を含む損害保険会社21社を対象とした。全国で発生した自動車の車両本体盗難と車上ねらい(部用品盗難含む)事故について、調査期間内に事故が発生し、保険金の支払いを行った事案を対象とした(代車等費用保険金のみ支払った事案なども含む)。
調査対象事案は、24年の車両本体盗難が2499件、同車上ねらい720件、23年の車両本体盗難が2597件、同車上ねらい921件、22年の車両本体盗難が2656件、同車上ねらい971件。
24年は車両本体盗難、車上ねらい(部用品盗難)ともに件数は減少した。車名別盗難状況ワースト1は、4年連続でランド
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