日本生命 NDBデータの利用承認を取得 「ニッセイ医療費白書」を自治体に無償提供 同時に健康リテラシー向上へ啓発活動も
日本生命は3月24日、ヘルスケア事業の一環として、匿名医療保険等関連情報データベース( National Data Base 、以下、NDB)のデータを活用した「ニッセイ医療費白書」を作成し、この秋頃から全国の自治体に広く無償提供を開始すると発表した。同時に健康リテラシーの向上に向けた啓発活動も開始する。NDBデータの利用承認の取得は金融機関初(注1)。
■ニッセイ医療費白書
NDBとは、2008年4月に施行された「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、医療費適正化計画の作成、実施および評価のための調査や分析などに用いるデータベースで、レセプト情報や特定健診・特定保健指導情報などを格納・構築している。
「ニッセイ医療費白書」は、NDBデータを活用し、五十嵐中(あたる)特任准教授(東京大学大学院薬学系研究科・横浜市立大学データサイエンス研究科)監修の下で作成された医療費分析レポートで、疾病ごとの有病率、患者1人当たり医療費、住民1人当たり医療費を集計、性・年齢調整することで、高齢化率等の要素を排除した医療費課題を可視化し、約1300自治体(各都道府県・人口1万人以上の市町村、東京都特別区ごと)の医療費の傾向を分析できる。
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そのうちの1人ドクター・マーチン・ブラインダーは被告人の情緒不安定は「トゥインキー」を食べ過ぎたことによるものである可能性があると証言した。トゥインキーは“究極のジャンク・フード”とも言われるアメリカの国民食(スポンジケーキ)である。その証言が奏功したのか、被告人は「謀殺」ではなく「故殺」であったとして死刑を免れた(懲役7年8カ月)。
この事件から“トゥインキー抗弁”という用語が広まり、カリフォルニア州は責任能力の低下による抗弁を制限する法改正を行った。担当の検事トーマス・ノーマンもこの事件で長くその名を記憶されることになった。ノーマンは「なぜドクター・ブラインダーの証言に反論するためのエキスパートを立てなかったのか」と批判された。その18年後、ノーマンは67裁で退官するまでサンフランシスコの“名物検事”として訴訟の現場で活躍した。30年間に担当した殺人事件は300件を超えた。これは誰もなしえない数字だった。
ノーマンはトゥインキー裁判のトランスクリプト(裁判の筆記録)と請求書・支払い済み小切手の類いを後々まで保管していたとのことである。1985年トゥインキーの発明者が死去したとき、ワシントン・ポストの記者がコメントを求めたところ「私はトゥインキーを食べたことはない」と回答した。ブラインダーの証言は「トゥインキーによって情緒不安定になった」というの
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