あいおいニッセイ同和損保 保育士マッチングアプリの利用者に提供 時間単位で就労中の傷害リスクを補償 「潜在人財」の復職・キャリア再構築を支援
あいおいニッセイ同和損保は7月から、エンパワー・サポート㈱(石川県金沢市)が運営する保育士と保育施設をつなぐマッチングアプリ「ちょこっとほいく!」の利用者向けに、時間単位で加入できる就労者向け傷害保険(国内旅行傷害保険 責任期間の変更に関する特約(保険料時間単位型))と同社独自のリスクマネジメントノウハウ等を組み合わせた就労支援サービスの提供を開始した。
時間単位で加入できる就労者向け傷害保険は、就労中のリスクにフォーカスし、復職やキャリアの再構築を希望する人に特化した設計の商品で、「ちょこっとほいく!」への提供はその第一弾となる。
エンパワー・サポートの保育士マッチングアプリ「ちょこっとほいく!」は、柔軟な働き方を望む保育士と保育人材の確保に悩む保育施設とのアプリを活用したマッチングサービスで、災害発生時など緊急時における保育施設への就労支援機能を備えており、突発的な人員不足への迅速な対応が可能となっている。出産・育児等により一度現場を離れた潜在保育士の就労機会を創出することで、就労人財の活用・定着を支援する機能も持ち合わせている。
エンパワー・サポートを契約者とする本傷害保険の補償対象者は、「ちょこっとほいく!」を利用して保育施設で働く保育者。勤務管理アプリ等であらかじめ約定した勤務時間のみに限定し就労中の事故によるケガを補償する。補償内容は傷害死亡・後遺障害保険金額が300万円、入院保険金日額が2000円、通院保険金日額が1000円で、保険料(例)は1人1時間あたり22円となっている。就労管理アプリやサービスとのAPI連携による補償付帯機能があり、補償対象者は勤務の際に保険加入手続きを行うことなく、自動的に補償を受けることができる。さらに、本傷害保険と「ちょこっとほいく!」をセットで提供することで、補償対象者はあいおいニッセイ同和損保の安全教育コンテンツ・オンライン研修を無償で受講できるようになる。
時間単位で加入できる就労者向け傷害保険の提供についてあいおいニッセイ同和損保では、「出産・育児・介護・転職などを理由に、就労のブランクを持つ人が数多く存在している一方で、多様な働き方が広がり、副業や短時間勤務などで復職するケースも増えてきている。このような『潜在人財』の復職やキャリア再構築を目指す人の中には、就労時の事故やトラブルへの対応に不安を感じているケースもあり、就労先の環境整備が重視されている。そこで『誰もが安心して“最初の一歩”を踏み出せる社会をつくる』ことを目的に、多様な働き方に対応可能な傷害保険の提供を開始した」としている。
今後は「ちょこっとほいく!」への導入を皮切りに、各業界に合わせた付帯サービスの拡充を図り、さまざまなプラットフォームへの導入を目指すとともに、自治体と協議を進め、公共性の高い職場におけるセーフティ基盤としての役割を拡充していく予定とのこと。また、リスキリングを経て再就職を目指す人、家庭や副業と両立しながら短時間で働きたい人、定年後に社会参画を続けたいシニア層など、多様なライフスタイルに応じた「働く人の再スタート支援基盤」として活用を拡大していくとしている。
かんぽ生命は、顧客の健康増進や各種保険手続きのさらなる利便性向上を目的に「かんぽアプリ」のサービスを7月7日から開始した。同アプリでは、日本郵政が提供する「ゆうID」「ゆうゆうポイント」を採用し、日本郵政グループ一体での新たな価値提供を進めていく。
これまでかんぽ生命では、誰もが安心して健康に暮らすことのできる社会の実現を目指し、生命保険の提供に加えて、ラジオ体操の普及推進などの取り組みを実施してきた。その取り組みの一環として、2019年1月に健康応援アプリ「すこやかんぽ」をリリースし、「健康づくり」を応援するサービスの提供を続けてきた。
今回、デジタルでのコミュニケーションやサービス提供が重要となっている昨今の社会背景も踏まえ、同社が従来掲げてきた健康増進に加え、「お客さまとデジタルでつながる」を実現するサービスとして、「すこやかんぽ」をリニューアルした「かんぽアプリ」の提供を開始した(注1)。
「かんぽアプリ」では、契約者の手続きや相談をより身近にする機能に加え、アプリ利用者が気軽に健康づくりを行うことができるコンテンツを提供する。
契約者向けサポート機能では、同社では生命保険に加入する顧客への年に一度の「ご契約内容のお知らせ」の郵送や、郵便局・同社コンサルタントによる「ご契約内容確認活動」により
(2週間無料でお試しいただけます)
