■本書の内容
2021年刊行の『保険代理店の生産性1500万円モデル』(保険毎日新聞社刊)で、保険代理店の成長戦略として「1500万円モデル」(「15モデル」)を提唱してきた著者が、現場における経営実装やヒアリング等を踏まえ、15モデルの更なる進展とパワーアップを図り書き下ろした経営指南書。
本書では、「15モデル」のビジネス採用と実践活動を進める代理店において、業務のあり方と成果の内容についての検証と分析をもとに、生産性1500万円達成の成否は満期業務への取組と変革が核であることを新たに提言。業務プロセスとカイゼン活動を中心にその考え方や具体的手法を、どの代理店にも適用可能な標準化した形で詳しく解説します。
また、「15モデル」を取り入れ生産性向上を実践している代理店と、実際の活動事例を紹介します。
■本書の主な構成
1 15モデル進展の経緯
2 15モデルへの体制変革
3 内務による更改
4 満期業務プロセス
5 カイゼン活動と組織力強化
6 システム化
7 新規活動
8 シン 15体制
〖事例紹介〗
9 ソフィアブレイン
10 ユナイテッド・インシュアランス
11 ほけんプラザエイプス
12 アイ・ビー・エス
13 西日本総合保険
14 中央ビジネス
15 あいおいニッセイ同和インシュアランスサービス
■著者紹介
日本アイ・ビー・エム(株)の保険事業部を経て2009年(株)業務プロセス研究所を設立した。
大手損保会社の代理店業務改善プログラムをアドバイザーとして支援し、代理店の生産性向上に向けた活動を続けている。
代理店の生産性向上を実現する仕事のやり方を「代理店成長モデル」として提唱し、培った経験をもとに2018年から「代理店成長塾」を主宰している。
2020年、代理店有志の出資で(株)成長クラブを設立し、生産性1500万円モデルを代理店成長モデルの後継版として立ち上げた。
主な著書に「保険代理店の「戦略的事務構築論」」(2006年)、「東京海上日動の抜本戦略」(2013年)、「保険代理店成長モデル」(2017年、いずれもINSPRESS@績文堂))、「保険代理店の生産性1500 万円モデル」(2021 年、保険毎日新聞社)がある。