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チューリッヒ保険 紙削減費を森林保全活動へ寄付 自動車保険でLINE割引開始 カーボンオフセットプログラムもリニューアル

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 チューリッヒ保険は、7月16日から「スーパー自動車保険」または「スーパーバイク保険」の契約時に同社のLINE公式アカウントを友だち追加した顧客を対象に最大500円の保険料割引を適用する「チューリッヒ自動車保険LINE割引(略称:LINE割引)」を開始した。LINE活用促進のための割引は損保業界初(7月16日現在、チューリッヒ保険調べによる)。

 今回の「LINE割引」は、保険始期日が10月16日以降の新規、または継続の手続き時から適用される。インターネット割引をはじめ既存の各種割引と併用でき、「スーパー自動車保険」で最大2万1500円、「スーパーバイク保険」で最大1万500円の割引を受けることが可能。
 同社では顧客の利便性向上のため、2021年からLINEを活用した自動車保険の事故対応などを進めてきている。LINEを利用することで、IDやパスワードの入力なしで契約内容の確認や変更などが可能になり、手続きを簡単に行うことができ、事故発生時には、分からないことや不安な点をLINEのトーク画面から同社の専任担当者に質問でき、スムーズにやりとりを進められる。契約更新の案内など見落としがちな重要な通知もLINEで受け取ることができる。
 LINEの活用は、顧客の利便性向上に加えて、契約更新案内などのデジタル化が紙資源の削減にもつながるところから、同社では、友だち追加した顧客の人数に応じて、「緑の募金」(公益社団法人国土緑化推進機構)への寄付を行う。この寄付は日本国内の森林を守る活動や、気候変動について学ぶ教育プログラムなどに活用され、森林の再生や整備、子どもたちへの環境教育などに役立てられるという。
 また、同社では「スーパー自動車保険」を契約した顧客を対象に、所有車のCO2排出量を森林保全活動への支援を通して任意でオフセットできるプログラムとして「カーボンニュートラル自動車保険」を2022年10月から提供しているが、7月1日にこのプログラムのリニューアルも実施した。走行距離やガソリン使用量から車のCO2排出量を計算して、より正確にオフセットできるようにし、より多くの顧客が利用しやすいよう100円、500円、1000円など少額での参加メニューも新設した。オフセット先についても国内7カ所(2025年7月現在)での森林保全活動から選べるようにしている。
 チューリッヒ保険が属するチューリッヒ・インシュアランス・グループは、「明るい未来を共に創造する」というパーパスを掲げ、世界で最も社会的責任と影響力のある企業の一つとなることを目指して、グループ全体でさまざまな気候変動への取り組みを行っている。「これは、大きなチャレンジだが、一つ一つの積み重ねが大きな力になると信じ、顧客や従業員、地域社会とともに行動を起こすことで、より多くのことを成し遂げられる」としており、日本においても、事業活動を通じて地球環境への取り組みを進めている。
 同社ではLINEの活用促進による紙資源の削減費の一部を森林保全活動へ寄付するとともに、顧客向けのCO2削減プログラムを提供することで、保険サービスを通じた環境配慮の取り組みを進めていくとしている。

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着実に加入者が増加している全日本交通安全協会の自転車保険制度「サイクル安心保険」(3面)

 「サイクル安心保険」では、自転車利用者が安心して運転できるよう、自転車事故による損害賠償をカバーできる個人賠償責任特約をすべてのプランに付帯している。運転者自身のけがの補償を自転車事故に限定することで、比較的安価な保険料で加入可能な「自転車事故補償コース」と自転車事故以外の交通事故でのけがも補償可能な充実した補償内容の「交通傷害ワイド補償コース」の二つのコースを用意。それぞれのコースに三つのプランを設け、合計6プランのラインアップで、細かなニーズに対応可能となっている。
 また、全日本交通安全協会の自転車会員専用商品として、団体割引が適用され、一般加入よりも割安な保険料となっている。
 商品内容以外では、サイクル安心保険専用のコールセンターを設けており、加入を検討中の人から契約済の顧客まですべての人へきめ細かい対応を行うことが可能となっている。
 ■ウェブ加入が増加、ウェブ上で認知拡大も図る
 加入の方法は、ウェブ申し込みと郵送申し込みの2種類あり、直近では、新規申し込みの約9割がウェブ申し込みとなっている。加入したいと思った時に24時間いつでも手軽に手続きできる点が支持されている。
 同社では、「これまで、パンフレットやチラシを自治体や自転車販売店等へ設置したり、交通安全イベント等で配布したりするなどして知名

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