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うず
【うず】都心の怪獣出没対応
その昔、第一生命主催のサラリーマン川柳(現在は「わたしの川柳コンクール」)に「一戸建 手が出る土地は 熊も出る」というのがあった。報道のとおり、最近はそれなりの住宅街にも熊が出るので、なんとも悩ましい。
しかし、さすがに熊も出ない都心にも、その出没時期は全く予想ができないが、別の「怪獣」が出るらしい。昨今の路線価の高騰で「相続税」という「怪獣」が出るという。それへの不安で悩んでいる方々がいるらしい。
「しょせん持てる者の悩みではないか」と笑ってはいられない。庶民の「お屋敷」などとはいえない慎ましい家でも、高額の税を現金で払わなければならず、そのまま同居していた子どもに直接引き継げないことが起こる。同居していない子どもなど相続人が数人いる場合、話はもっと複雑になる。子どもは泣く泣く生まれ育った土地・家を売らなければならなくなることがあるという。無論、その売却代金にも税金がかかる。
そんな話を地方出身の友人に話したら、地方でも似たことが、ある日突然起こると言われた。これもマスコミを賑わしたが、外国人による別荘地・リゾート開発用地としての購入があると、その購入価格の影響で近隣の路線価が上がり、引き継いできた先祖伝来の田畑を単純に相続できずに、これまた売らねばならぬ事態が出ているとのこと。
仔細は税理士など専門家に相談するとしても、思い当たる親御さんは生命保険加入が望ましい。たとえそれなりの預貯金があるとしても、一時払終身保険の活用という手も考えられる。死亡保険金には相続税の非課税枠があるからだ。
まさに「生活保障」から「終活保障」まで保険が活躍する時代だ。(朗進)