あいおいニッセイ同和損保米国子会社 保険ソフト開発のMOTER NECと戦略的資本提携締結 次世代事故対応サービス開発や顔認証技術活用など
あいおいニッセイ同和損保の米国子会社で保険ソフトウェア開発等を行う MOTER Technologies, Inc. (以下、MOTER)と日本電気㈱(以下、NEC)が9月19日、資本提携契約を今年8月に締結したことを発表した。MOTERが第三者割当増資によりNECに対して株式を発行、出資完了日は8月29日だった。
両者はこの提携により、NECグループが有するAIを活用した映像認識や生態認証などの最先端デジタル技術と、MOTERの強みであるリアルタイム車両データの分析力や、米国市場での保険商品開発・サービス運用の実績を掛け合わせることで、モビリティを取り巻く多様なステークホルダーに対して新たな価値を提供し、誰もが安心して移動できるモビリティ社会の実現を目指すとしている。
「将来的に可能性を模索する取組領域」として、①マルチモーダルAIエージェント(自律的にタスク分解して必要な業務プロセスを設計した上で、最適な手段を選んでタスクを実行するAIの技術)にテレマティクスの知見を入れ込んだ次世代事故対応サービスの開発②顔認証技術の活用による保険サービスの高度化―が挙げられており、①では、NECグループの映像認識技術とLLMを組み合わせたマ
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三井物産インシュアランス・ホールディングス(MIH)は、代理店の経営基盤強化を目的に、共創型の取り組み「代理店経営基盤強化交流会(EMSA)」を展開している。協業パートナーによる多様なソリューションの提供を通じて代理店の課題解決を支援するとともに、各保険会社への対応や内部管理といった代理店業務を共通化することで業務の効率化と品質向上を図るもので、同社は協業パートナーと代理店の橋渡し役を担う。協業・共創による新たな価値の提供により、自立自走する代理店への組織変革を後押しする考えだ。
EMSAは、参加する代理店が課題を共有し互いのリソースを活用しながら解決を図る、いわば「政策集団」による取り組みであり、共創型のフレームワークとも表現できる。
EMSAの価値提供の一つは、システムベンダーやコンサルティング会社、サービス開発提供会社らによる課題解決支援だ。MIHのほか、㈱hokan、(一社)共創デザイン総合研究所、未来創造㈱、SowZow㈱、㈱CIENといった協業パートナーが、内部管理・監査体制構築や業務プロセス改革、リスキリング、マーケティング、システム開発、財務戦略、人事戦略など、代理店の課題やニーズに合わせた多様なコンテンツ・ソリューションを提供している。
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