T&Dフィナンシャル生命 「ハイブリッドつみたてライフ(告知あり型)」改定 ドルコスト平均プラス特約の付加対象を拡大 特別勘定のファンド選択肢も拡大
T&Dフィナンシャル生命は10月1日から、「ハイブリッドつみたてライフ(告知あり型)」(正式名称:変額保険(災害加算・Ⅰ型))のリニューアルを行った。①ドルコスト平均プラス特約(基準価格参照型増額原資充当特約)の付加対象拡大②特別勘定(ファンド)の新規追加③規則的増額(月々の支払)の取扱変更④変額終身保険への変更取扱開始―の4点。
「ハイブリッドつみたてライフ(告知あり型)」は、▽毎月積立で運用しながら資産を形成(家計にあわせて積立額の増額・減額が可能。やりくりが厳しい時は積立を中断、余裕ができたら再開も可能。払込を中断しても運用は継続する)▽余裕資金ができたらスポット増額で一気に積み上げ(積立をしながらいつでもスポット増額が可能。スポット増額はドルコスト平均法を活用して効率的に行える)▽もしもの時のあんしん(三大疾病〈がん(悪性新生物)・心疾患・脳血管疾患〉に備えるための特約を選択することが可能)―などが特長。なお、現在販売中の「ハイブリッドつみたてライフ(告知なし型)」については、従来の内容のまま販売を継続する。
「~(告知あり型)」の今回の改定で、①ドルコスト平均プラス特約(基準価格参照型増額原資充当特約)の付加対象拡大では、これまでは株式ファンドを選択の契約についてドルコスト平均プラス特約が自動付加され、契約時追加保険料(増額原資額)入金時やスポット増額の際には、契約時追加保険料(増額原資額)またはスポット増額の金額を10分割して1回あたりの基本増額金額を設定し、毎月10日にファンドの値動きに応じた特別勘定繰入額を判定し、契約時追加保険料(増額原資額)またはスポット増額資金がなくなるまで、毎月自動的に特別勘定に繰り入れる仕組みとなっていたが、顧客からの要望に応え、株式ファンド・バランスファンドのどちらを選択した場合でも任意でこの特約を付加可能(付加せずに一括投入も可能)とし、バランスファンドを選択した契約にも付加できるようにした。
②特別勘定(ファンド)の新規追加では、▽世界株式プラス型(グローバル・ストラテジック・コア株式戦略ファンド〈適格機関投資家専用〉)▽米国株式プラス型(米国株式・研究開発リバランスファンド〈適格機関投資家専用〉)―の二つの特別勘定(ファンド)を追加した。
同商品では顧客は投資目的や投資スタイルにあわせて、投資対象やリスク水準の異なる国内外の株式・債券・REIT(不動産投信)を投資対象としたファンドの中から1本を選択し、一時払保険料の全額(契約時費用なし)を特別勘定で運用する。
新規追加したファンドの運用会社は共にT&Dアセットマネジメント㈱で、「世界株式プラス型」は、主として、外国投資証券への投資を通じて、先進国と新興国の株式へ投資。企業のクオリティ、安定性、バリュエーションを重視し、低いボラティリティを追求しながら、値上がり益を得ることで長期的な信託財産の成長を目指す。原則として為替ヘッジを行わない。ベンチマークはMSCIワールド・インデックス(円換算ベース)。「米国株式プラス型」は、S&P500指数の構成銘柄のうち、大多数の企業が研究開発への支出額を公表している産業グループに属する銘柄を主要投資対象とし、 U.S.Innovtion Index の動きをおおむね捉える投資成果を目指してポートフォリオを構築。原則として為替ヘッジを行わない。ベンチマークはなし。
③規則的増額(月々の支払)の取扱変更では、規則的増額について、5000円以上、10万円以下(1000円単位)に変更。10万円まで月々の支払いを可能とした。指定月の新規取扱は停止する(9月30日までに加入した顧客は、引き続き年2回指定月〈毎月の規則的増額に1000円を加算した金額以上、10万円以下(1000円単位)〉の設定を取り扱う)。
④変額終身保険への変更取扱開始では、新たに保険期間が終身となる変額保険への変更に関する特則を追加し、契約から10年を経過している場合で、変更後の基本保険金額が50万円以上となる場合に適用可能とした。
アニコム損保のグループ会社であるアニコム先進医療研究所㈱は10月4日、最新機器を備えた動物病院「JARVISどうぶつ医療センターTokyo」(東京都港区:10月1日に開院)でメディア向け内覧会を開催した。当日は、アニコムグループが目指す獣医療における社会課題解決と次世代ペットケア戦略の発表、獣医療業界を取り巻く環境をテーマにしたトークセッション、獣医療への導入が日本初(25年9月、アニコム先進医療研究所調べによる)となる手術支援ロボットの紹介、施設内の案内が行われた。
内覧会では、アニコムホールディングスの小森伸昭代表取締役が、JARVISどうぶつ医療センターTokyo開院の背景とビジョンについて説明。
「動物は体が小さいため、その手術には繊細かつ最高峰の技術が必要だが、費用が高額になっては真の安心にはつながらない。高度で正確な手術を安価で提供する必要があり、それを可能にするのがリバーフィールド㈱が提供する手術支援ロボットだ。保険とロボット医療とAIの見える化によって、世界中の医療をリードしていきたい」と話し、アニコムグループが最先端の高度獣医療を提供する拠点を開設する意義を語った。
また当日は、手術支援ロボットを手掛けるリバーフィールド社との共同声明を発信。2014年に国立大学発ベンチャー企業として起業したリバーフ
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