チューリッヒ生命 万一のときに家族の生活を支援 新商品「収入保障保険プラチナ」発売へ
チューリッヒ生命は10月22日、「収入保障保険プラチナ」(正式名称:無解約払戻金型収入保障保険(非喫煙優良体型)(Z03)、無解約払戻金型収入保障保険(標準体型)(Z03))を12月2日から発売すると発表した。現行の「収入保障保険プレミアムDX」と比較し、契約者の家族構成やライフスタイルに合わせた特約を準備し、保険料払込免除や就業不能の保障を自由に選択できるよう内容をより充実させた。「非喫煙優良体型」も選択可能に。本商品の発売に伴い、「収入保障保険プレミアムDX」は販売を終了する。
「収入保障保険プラチナ」は、死亡、所定の高度障害状態で、保険期間満了まで毎月年金を受け取ることができる保険。
契約者の要望に合わせて、毎月年金で受け取る方法の他にも、一時金受取、一部一括受取の選択が可能だ。また、最高保険金額の上限を5億円に引き上げ、現行商品よりもさらに高額な保障を確保できるようにした。
特定疾病保険料払込免除特約を付加することで、上皮内新生物を含むガン、心疾患、脳血管疾患の3大疾病、または3大疾病に加えて肝疾患、腎疾患を加えた5大疾病で所定の状態になった場合、以後の保険料の払い込みが免除となる。
同社で販売している就業不能保険「くらすプラスZ」の主契約と同様の保障を、収入サポート特約(Z02)として付加することも可能とし、入院や所定の在宅療養などに備える「短期収入サポート月額給付金」と所定の障害状態に備える「長期収入サポート月額給付金」により、働けなくなった場合の収入減少を幅広く保障するようにした(保険期間が80歳満了・85歳満了・90歳満了の場合は収入サポート特約(Z02)は付加できない)。
主な取り扱いは、契約年齢(被保険者)が満20歳~満70歳、保険期間が55歳、60歳、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳満了。保険料払込期間は全期払。保険料払込方法は月払もしくは年払で、口座振替もしくはクレジットカード。最低保険料は月払で1000円、年払で1万円。
最低年金月額は5万円で、最高年金月額は、次の①および②を満たす年金月額(①契約日における年金の未支払分の現価相当額が次の金額の範囲内(20歳以上~25歳以下3億円、26歳以上~65歳以下5億円、66歳以上~70歳以下1億円)、②年金年額(年金月額×12カ月)が5000万円以下))。
年金支払保証期間は、1・2・5・10年とある。
年金月額10万円、保険期間・保険料払込期間65歳満了、年金支払保証期間2年、保険料率非喫煙優良体型の場合の月払保険料例は以下のとおり。
主契約のみの場合で、30歳男性1770円、同女性1510円、40歳男性1880円、同女性1860円、50歳男性2050円、同女性1930円。
主契約+特定疾病保険料払込免除特約(3大疾病型)の場合で、30歳男性1820円、同女性1590円、40歳男性1970円、同女性1990円、50歳男性2170円、同女性2040円。
主契約+収入サポート特約(Z02)〈年金月額10万円、長期収入サポート給付月額5万円〉の場合で、30歳男性3605円、同女性2695円、40歳男性3365円、同女性2850円、50歳男性3265円、同女性2695円。
人工知能が人間の知能を超える技術的特異点「テクノロジカル・シンギュラリティ」。その到来は、社会の構造や人間の役割、そして保険制度の根幹にまで大きな変化をもたらすと予測される。この劇的な転換期に、保険業界はどのように価値を再定義し、顧客と向き合うべきなのか。長年にわたり損保業界でIT開発や最先端テクノロジーの調査・研究に携わり、米国シリコンバレーに拠点を置くシンギュラリティ大学のエグゼクティブプログラムを修了した数少ない日本人の一人でもある牧野司氏に、シンギュラリティ時代の保険の在り方や、求められる働き方について話を聞いた。
シンギュラリティがもたらす変化
――テクノロジカル・シンギュラリティの定義は。また、それはいつ頃到来するのか。
牧野 「シンギュラティ」というと、一般的には「人工知能が人間の知能を超える転換点」と理解されているが、提唱者であるレイ・カーツワイル博士の定義では、人間の知能を遥かに超えた「超人工知能(Artificial Super Intelligence:ASI)」と、脳にコンピュータを埋め込み、知能を何万倍にも増幅した「ポスト・ヒューマン」が融合し、爆発的な速度で技術革新を進めることにより、そこから先の未来予測が不可能になる時点のことを「テクノロジカル・シンギュラリティ」と呼んでいる。博士はテク
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