損保協会 請求関係書類をオンライン上で提出・閲覧 自賠責損調共同システム「s―JIBAI」運用開始 業務効率化、情報管理・BCP強化に寄与
損保協会は12月1日から、自賠責の損害調査業務で必要な請求関係書類を電磁的に提出・確認できる業界共通システム「s―JIBAI」の運用を開始した。これにより、保険会社や損保料率機構は、請求関係書類を共有データベース上で提出・閲覧できるようになり、業務の効率化や郵送に伴う遅延・紛失リスクの低減、情報管理の高度化が見込まれる。初期参加は損保8社と損保料率機構で、同協会ではさらなる導入拡大を目指している。
「s―JIBAI」の運用に関わる「損害調査業務効率化プロジェクト」の中核を担う、損保協会損害サービス企画部自動車グループの井元健氏によると、2021年に同プロジェクトが発足した当初から損保業界では「自賠責の損害調査業務は依然として紙中心」という課題が指摘されており、「紙中心の業務プロセスを電子化できないかという発想から検討を始めた」と説明する。
新システムでは大容量の共有データベースを構築し、事案ごとに専用フォルダを設置。関係する保険会社と損保料率機構がオンライン上で同一データを確認できる仕組みとした。井元氏は「これまで必要だった郵送やコピーなどの作業が不要になり、誰がいつどの事案を見たかも把握できるようになった」と述べ、業務のオンライ
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アニコムホールディングス㈱(アニコムHD)は今年創業25周年を迎えた(注1)。同社は「どうぶつを守る保険会社」から、「どうぶつの生命と心を支えるインフラ企業」へと進化してきた。現在は、「どうぶつと人、そして社会」の健康をつくる「第二創業期」を歩んでいる。このほど公表した新戦略では「『保険1.0から3.0への進化』を『AI1.0から3.0の活用』で実現していく」としている。
「第二創業期」の位置付け
同社では、2024年5月に「失われた1万年を取り戻す 保険・医療データが実現する『健康革命』」を発表して当時の戦略を公表した。アニコム(ペット保険)が「創業期」の困難を乗り越えた後には、ベンチャー他社や大手・異業種を含んだ競合各社が次々参入。その後、吸収合併を経て競合は一層激化し、ホワイトレーベル化も進んできた。当時はすでに「第二創業期」に入っており、ペットの存在も以前と比べて大きく変化した。「テクノロジーの発達により極めて便利になった現代は、人は孤独になっており、その孤独を本質的に解決する存在は、ペットにほかならない」。このようなペットの存在意義や社会構造の変化を踏まえ、今回はさらに前進した戦略を発表した(注2)。
「保険1.0」~「保険3.0」へ
同社は日本のペット保険業界をリードしている。わが国のペッ
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