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ウィメンズヘルス・イノベーション協会presents 共創の扉を開く!女性の健康を支えるスタートアップ・ピッチ SUSTAINABLEME㈱

女性のヘルスケアおよびフェムテック領域の活性化と拡大推進に向けたエコシステム構築を目指す一般社団法人ウィメンズヘルス・イノベーション協会。本特集では、同協会が支援するフェムテックスタートアップの中から保険会社との協業実績を持つ企業を紹介する。各スタートアップの代表者が、次世代の保険ビジネスを切り開くヒントを提示すべく、自らの言葉で自社の商品・サービスをアピールする。
SUSTAINABLEME㈱ 代表取締役 後藤友美
【ウィメンズヘルス・イノベーション協会より】
「性差医療」の知見とAI・データインテリジェンスを組み合わせた「戦略的ウェルビーイング経営」を掲げ、企業の人的資本経営を支援しています。単なる健康管理にとどまらず、従業員のパフォーマンスをデータで可視化し、最大化に向けて継続的に改善するアプローチは、保険会社が目指す「保障から予防・健康増進へ」というビジネスモデルの転換と合致します。法人顧客に対し、保険契約に加え、組織の持続的成長を支援する高付加価値ソリューションを提案したい場合に最適なパートナーです。
性差医療とAI・データの融合で「不調でキャリアを諦めない社会」を実現
――自身および自社の紹介を。
約20年間、医療機関において、生物学的性差に焦点を当てた性差医療および社会的ジェンダーの視点も考慮したジェンダード・イノベーションの領域に携わり、婦人科疾患や更年期、メンタル不調など、診断がつく前段階の「見えにくい不調」が就労継続やキャリア形成に深刻な影響を与える現場を数多く見てきました。こうした経験から、「不調でキャリアを諦めない社会」を実現するため、2021年にSUSTAINABLEMEを創業しました。現在、企業向けに、働く人のウェルビーイングと組織パフォーマンスの両立を支援する健康経営プラットフォームを開発・提供しています。
――提供するサービスの概要・特長について。
個人・チーム・組織の三層でウェルビーイングを実現するプラットフォーム「wellmanager」および、ホルモン・ストレスなどの生体データを起点とした支援サービス 「menome」 を提供しています。
特徴は大きく4つあります。一つ目は、日常のデータを統合できることです。体調ログやストレスチェック、業務負荷、チームの状態などを日常的に収集し・可視化します。
二つ目は、性差医療の知見を活かした分析です。性別・ライフステージ差を考慮した分析により、画一的でない支援を実現します。
三つ目は、AIによる"次の一手"の提案です。不調の兆候を早期に捉え、本人・上司・人事が取るべき具体的アクションを提示します。
四つ目が、制度・実務への接続力です。健康経営優良法人認定や人的資本開示など、企業の制度対応に直結する設計になっています。単なるスコアリングに留まらず、「原因が分かり、次の行動が決まる」ことを強みとしています。


――保険会社との協業・シナジーについて。
保険会社との協業においては、複数の顧客価値を創出できると考えています。まず、未病・プレリスク層に対し早期介入し、病気になる前の段階で不調兆候を捉えることにより、重症化・長期休職リスクを低減します。加えて、介入前後の変化を可視化することで、施策効果を定量的に把握できます。
また、保険商品と企業の健康経営施策をデータでつなぐことにより付加価値型サービスを実現し、さらに、年1回の保険接点にとどまらず、日常的な伴走型サポートを通じて関係性を強化することで、顧客接点を高度化・継続化します。このように、保険会社・顧客企業・従業員の三者にとって持続的な価値を生む協業が可能であると考えています。
――今後の展望について。
今後は、実証事業や導入企業から得られたデータやフィードバックを基に、サービスの精度向上と利用シーンの拡張を進めていきます。具体的には、導入企業や利用者の拡大を図るとともに、保険会社、HRテック、医療関連事業者との連携を強化します。また、組織パフォーマンスや経済損失削減効果の実証にも取り組むとともに、国内外の健康経営・人的資本領域への展開を加速させます。こうした取り組みを通じて、「ウェルビーイングを経営の意思決定に組み込むインフラ」となることを目指します。
https://sustainableme.co.jp/





