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ソルベンシー規制の国際動向〔第3版〕

ソルベンシー規制の国際動向〔第3版〕 保険会社の資本規制を中心に
ニッセイ基礎研究所 中村 亮一 著
発行日
2026/03/22
判型/ページ数
A5判/514頁
価格
5,500円(税込) 5,000円(税抜)
ISBNコード
9784892934964
本書の内容

■本書の内容
保険会社の支払能力(ソルベンシー)の確保は、契約者保護の観点からきわめて重要なテーマです。ソルベンシー規制とは、保険金等の支払いを適切に行えるよう、監督当局が保険会社に対して監督を行うための規制をいいます。
 2023年12月に本書改訂版を発行してから2年、ソルベンシー規制を中心とした財務健全性規制については、国際的にも、EU や英国、米国、日本といった各国・地域レベルでも、その見直し等に向けての検討が着実に進められ、実施されています。
IAIS(保険監督者国際機構)によるICS(保険資本基準)が2025年に導入され、EUでは2025年に大幅な指令改正が発効し、2027年から適用されることになっています。英国ではソルベンシーⅡを独自に改定したソルベンシーUKへの移行が進められ、米国ではGCC(グループ資本計算)が導入され、RBCやPBRの見直し等も着実に進められています。日本においても、2025年末から新たな経済価値ベースのソルベンシー規制であるESR規制が導入されました。
本書第3版の第1章では、リスク関係を中心にその他の項目の内容の充実を行い、第2章から第5章においては、本書改訂版以降の各国・地域における新たなソルベンシー規制の導入に向けた各種の動向やその概要を説明しています。第6章の各国の進展状況では、新たにスイスとバミューダを加え、第7章では、これらの見直しの動きを踏まえたソルベンシー規制をめぐる今後の課題等について、著者の見解を述べています。
 本書は、経済価値ベースのソルベンシー規制等をめぐる国際的な枠組みと動向について、体系的に整理した決定版解説書です。

■本書の構成
第1章 ソルベンシー規制の概要と動向
第2章 国際的なソルベンシー規制
第3章 EUにおけるソルベンシー規制
第4章 米国におけるソルベンシー規制
第5章 日本におけるソルベンシー規制
第6章 その他の保険主要国・地域におけるソルベンシー規制
第7章 新たなソルベンシー規制をめぐる今後の動向

■著者紹介
中村 亮一(なかむら りょういち)
 ニッセイ基礎研究所 客員研究員
 日本アクチュアリー会正会員、日本保険学会会員
 東京大学大学院数理科学研究科非常勤講師(2012~2019年)、同志社大学大学院商学研究科非常勤講師(2007~2010年)、企業会計基準委員会(ASBJ)委員(2007~2009年)、国際アクチュアリー会(IAA)保険監督委員会委員(2000~2003年)および国際実務基準委員会委員(2012~2014年)
 1982年 東京大学理学部数学科卒業、日本生命保険相互会社入社、2007年 日本生命保険相互会社保険計理人、2015年 ニッセイ基礎研究所取締役研究理事、2016年 ニッセイ基礎研究所取締役研究理事兼年金総合リサーチセンター長、2018年 ニッセイ基礎研究所常務取締役研究理事兼ヘルスケアリサーチセンター長、2021年 ニッセイ基礎研究所研究理事、2024年~現職