T&D保険グループ 25年度第3四半期決算 修正利益は22%増で進捗率83% 国内3社 基礎利益は40%増1667億円
T&D保険グループが2月13日に発表した2025年度第3四半期決算によると、連結経常収益は前年同期比3.0%増の2兆6078億円となった。連結経常利益は同0.6%増の1803億円。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期にフォーティテュード社で計上された米国金利低下等に伴う一時的な評価性利益の反動等により、同9.8%減の1086億円。グループ修正利益は国内生命保険会社での利息配当金等収入の増加等により、同22.1%増の1225億円で、通期業績予想の1460億円に対する進捗率は83.9%と進捗は順調としている。通期業績予想・配当予想は、昨年5月に公表した数値から変更はない。
T&D保険グループの保険料等収入は前年同期比1.6%減の1兆9882億円。資産運用収益は同34.4%増の5522億円で、そのうち利息及び配当金等収入は同12.1%増の2986億円となっている。経常費用は同3.2%増の2兆4275億円で、そのうち保険金等支払金が同1.5%減の1兆7557億円、責任準備金等繰入額は同45.1%増の1985億円、資産運用費用は同18.0%増の2046億円だった。
国内3社合算の基礎利益は、利息配当金等収入の増加および為替ヘッジコストの減少等により、前年同期比40.5%増の1667億円。グループのMCEVは、新契約価値の積上げ、内外株価の上昇および米国会計基準の変更(LDTI)により、前年度末比11.4%増の4兆3974億円。3社合算の新契約価値は、新契約高増加や国内金利上昇により前年同期比3.9%増の1443億円。
グループ連結のソルベンシー・マージン比率は前年度末から16.2ポイント低下し944.5%。また、グループの内部モデルに基づき算出したグループ連結のESRは、同18ポイント低下し225%だった。いずれもヴィリディウム社への出資等により前年度末から低下したが、共に十分な健全性を維持している。
太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の国内3社合算の契約業績で、保険料等収入は前年同期比1.6%減の1兆9788億円だった。新契約年換算保険料は同2.2%減の1635億円。保有契約年換算保険料は前年度末比2.8%増の1兆7517億円だった。
国内生保3社を個社ごとに見ると、太陽生命の新契約年換算保険料は前年同期比6.4%減の349億円で、うち第三分野は同0.4%増の157億円。新契約年換算保険料のうち、主に貯蓄系商品を除いた保障部分の合計となる保障性新契約年換算保険料は、営業職員チャネルでの対面・非対面を融合させたハイブリッド型営業の推進や12月の新商品発売により新契約業績が好調に推移したものの、銀行窓販チャネルで販売量が減少した影響を受け、同0.5%減の169億円と、全体として前年同期と同水準となった。保有契約年換算保険料は前年度末比1.9%減の5563億円。保障性保有契約年換算保険料は、新契約業績が堅調に推移したことにより、同1.6%増の1704億円となった。
経常収益は前年同期比20.3%増の9682億円でこのうち保険料等収入は同19.6%増の7612億円、資産運用収益は同23.6%増の1931億円。経常費用は同20.4%増の9007億円。経常利益は同18.7%増の675億円、四半期純利益は同11.6%増の400億円、基礎利益は同65.7%増の622億円、修正利益は同11.6%増の400億円となった。
大同生命の新契約年換算保険料は前年同期比4.2%増の627億円、保有契約年換算保険料は前年度末比1.0%増の8208億円。新契約高は、死亡保障に就業不能・介護保障等を加えたトータルな保障の提案により顧客の幅広い保障ニーズに応えたことで好調に推移し、前年同期比3.3%増の4兆2780億円で、そのうち就業不能・介護保障商品の新契約高は、昨年6月発売の新商品「重度がん保障Jタイプ」「Jワイド特約Plus」の販売が好調なこともあり、前年同期から大幅に増加し、同2162億円増の1兆6877億円となった。また、保有契約高は、新契約高の好調な推移により前年度末から1.0%増の47兆4294億円で、そのうち就業不能・介護保障商品は同4205億円増の12兆4421億円。
経常収益は前年同期比5.4%増の9249億円でうち保険料等収入は同2.2%増の6373億円、資産運用収益は同16.3%増の2605億円。経常費用は同2.9%増の8139億円。経常利益は同28.1%増の1109億円、四半期純利益は同30.0%増の688億円、基礎利益は同25.0%増の994億円、修正利益は同42.5%増の754億円となった。
T&Dフィナンシャル生命の新契約年換算保険料は、一時払終身保険「生涯プレミアムワールドシリーズ(外貨)」の販売が減少したことにより、前年同期比5.5%減の658億円。保有契約年換算保険料は、目標値到達契約の減少に伴い解約失効率が低下したことにより、前年度末から15.5%増の3745億円となった。
経常収益は前年同期比13.0%減の6854億円でそのうち保険料等収入は同22.8%減の5802億円、資産運用収益は同215.1%増の1004億円。経常費用は同13.3%減の6775億円。経常利益は同21.7%増の78億円、四半期純利益は同12.0%増の48億円、基礎利益は同220.6%増の49億円、修正利益は同30.2%増の43億円。
(一社)ウィメンズヘルス・イノベーション協会は2月6日、東京都千代田区のTokyo Innovation Baseで、グローバルカンファレンス「Women's Health Beyond 2026」を開催した。東京都のスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」の取り組みの一環として、女性特有の健康を取り巻く現状について、社会・産業・政策の観点から議論し、共創とイノベーションの創出につなげることを目的に実施したもの。当日は、国内外の起業家、専門家、投資家、行政関係者らが登壇し、女性のヘルスケアビジネス・政策の最新動向やフェムテック市場の課題などをテーマとする講演およびパネルセッションを行った。また、ピッチセッションや展示には、保険会社との協業実績を持つ企業も多数参加した。当日は約460人が来場し、会場は終始熱気に包まれた。
冒頭にあいさつした同協会の皆川朋子代表理事は、女性の健康とイノベーションに特化したグローバルカンファレンスの開催は日本初であると説明した上で、「これまでタブー視されてきた女性の健康課題が、フェムテックという言葉の浸透とともに社会の重要アジェンダとして注目されつつある今、本カンファレンスを通じて『認知』から『実装』、『拡大』へと進むための議論を深めていきたい」と語った。
続いてあいさつした東京都副都知事の松本
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