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日本少額短期保険協会 第12回少額短期保険の日記念イベント開催 少短制度誕生20周年の節目迎える 生成AIの活用テーマに議論も

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 日本少額短期保険協会は3月6日、東京都中央区のコングレスクエア日本橋で「第12回少額短期保険の日記念イベント」を開催した。同イベントは少額短期保険の普及を目的に毎年実施しているもので、消費者から保険のアイデアを募る「おもしろミニ保険大賞コンテスト」の受賞作品発表や、当該年度に発売された商品の中から最も画期的な商品を決める「少額短期保険大賞」の発表などが行われている。少額短期保険制度誕生20周年の節目に当たる今年は「生成AI×少額短期保険」をテーマに、生成AIの最新動向や少額短期保険会社における活用事例を紹介するパネルディスカッションも実施された。

 同協会では少額短期保険の普及を目的に、3月2日を「少額短期保険(ミニ保険)の日」と定め、毎年記念イベントを開催している。
 開会あいさつで同協会の花岡裕之会長は、少額短期保険制度が誕生して今年で20周年を迎えることに触れた上で、業界の歩みを振り返った。少額短期保険の特徴について「これまでになかった日本初となる商品を多数世の中に送り出してきた」と述べ、業界関係者や消費者へ感謝を示した。
 イベントでは「おもしろミニ保険大賞コンテスト」の受賞作品も発表された。同コンテストは消費者の体験や自由な発想に基づく保険商品のアイデアを募集するもので、今年の応募総数は1711通と前年を上回った。
 学生部門の最優秀賞には、外出先でモバイルバッテリーが発火し被害が生じた場合の補償を想定した「一緒におでかけモバイル保険」が選ばれた。モバイルバッテリーによる事故という身近なリスクに着目した点が評価された。
 一般部門の最優秀賞は「甥姪安心保険」で、葬儀費用や相続手続き費用などを甥や姪が受け取れるようにする内容だ。独身者や子どものいない世帯が増えるなか、甥や姪が相続手続きを担うケースに着目したアイデアで、選定委員からは「今後こうしたケースは増えると考えられ、葬儀保険などとして商品化の可能性もある」といった評価が寄せられた。
 次に、昨年3月~今年2月末までに発売された商品の中から、最も少額短期保険らしい商品を少額短期保険会社の投票によって選ぶ「少額短期保険大賞」が発表された。今年はMysuranceの「推し活キャンセル保険」が大賞に選ばれた。
 同商品は、ライブやイベントなどの「推し活」に伴う遠征や旅行をやむを得ずキャンセルした場合の費用を補償する保険だ。既存の旅行キャンセル保険をベースに、推し活での遠征やイベント参加といった利用シーンの広がりに合わせてリブランディングした。名称や訴求を工夫して展開し、近年広がる推し活文化を背景に注目を集めた。
 受賞後のインタビューで同社代表取締役社長の清水廣臣氏は、「昨年3月にリリースして以降、1年弱の間で複数の賞をいただいたが、今回の少額短期保険大賞は同業の皆さまの投票の結果受賞できた。共に商品を作っている仲間から選んでいただけたことは感無量だ」と述べた。
 イベントの後半では、生成AIをテーマとしたパネルディスカッションが実施された。はじめに、モデレーターとして㈱IppuSenkin代表取締役社長の鈴木秀弥氏と同社取締役の福永健二氏が登壇し、福永氏が「金融機関におけるAI活用の現在地」と題したプレゼンテーションを行った。福永氏は金融業界における生成AIの影響について、「あらゆる産業の中で最も生成AIの影響を受けやすいと言われている」とデータを交えながら説明した。また、生成AIの進展はとどまるところを知らないと述べ、技術革新のスピードの速さを強調した。
 福永氏のプレゼンテーションに続いて、少額短期保険会社2社の社員がパネリストとして生成AIの活用事例を紹介した。MICIN少額短期保険の森田佳祐氏はGoogleが提供する「NotebookLM」を利用した社内のCS補助ツールを、少額短期保険ハウスガードの小林和則氏と柴崎智人氏は生成AI活用に併うDX人材の育成を紹介し、モデレーターの鈴木氏と福永氏がコメントを行った。

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