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【うず】比較推奨
医者から言われてカロリー計算が大変だ。スーパーで出来合いの総菜を買うときは、必ず商品の裏の成分表を見て、さらに他社商品とも量と価格を見比べる。商品によっては、大体100グラムあたりの糖質が書かれている。1袋とか1枚あたりとか書いてあると成分もコスパも比較が大変であるが、それでも糖質ゼロを自分一人で選べて大いに安心である。
そこで、保険の比較推奨販売である。そもそも保険は商品が見えない。パンフやホームページに商品の特性が大きく書いてあるが、補償が少ない部分や自社にない補償は書かれていなかったり小さな文字で書かれていたりする。しかも従来はパンフ上で他社比較をしないというのが業界ルールである。マンションの火災保険やマイカーの自動車保険といったリテールの商品でも、同一基準での比較をあえてしないように表示・パッケージ化されてきたともいえる。業界でそういった比較をする際の基準の柱を明示することもしてこなかった。特約や設定金額が各社で違い、内訳部分の価格は見えないパッケージ型が多い。ましてや工場などオーダーメードの建物やフリート契約者のリスク評価に伴う割引の根拠は代理店にも秘匿されてきたのではないか。
という中で、いきなりその比較推奨を、乗合会社のすべての商品についてしてくれと言われたら、代理店は大変である。各保険会社がまずお客さまに比較できる共通のキー項目と内訳価格、効果が一目でわかる共通の表を成分表同様に商品パンフに書くべきではないか。比較を代理店に(証跡を残させるほど丁寧に)やらせるならば、その分の比較明示・説明手数料を、商品比較はするけれど選ばれない各保険会社からも5%くらいもらうべきだろう。お客さま本位で、安心してお客さまが比較・選択できる共通ベースを、この際に業界として創るべきではないか。(スネオ)
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