東京海上日動・MRIが事務局 空飛ぶクルマ・産業用ドローンRM検討会、リスクマネジメントチェックブックを無償公開
東京海上日動と㈱三菱総合研究所(以下、MRI)が共同で事務局を務める「空飛ぶクルマ・産業用ドローン事業におけるリスクマネジメント検討会」(座長:藤田友敬東京大学大学院法学政治学研究科教授、以下、「検討会」)は2月9日、産業用ドローン等の無人航空機の運航に係るリスクを評価し、実用化・事業化へ向けて対策を行うための「空飛ぶクルマ・産業用ドローン事業におけるリスクマネジメントチェックブック(以下、「チェックブック」)」を無償で公開した。
昨年12月に改正航空法が施行され、有人地帯上空での補助なし目視外飛行(レベル4飛行)が実現したことにより、急速に拡大するドローンの活用や、将来の空飛ぶクルマの活用を見据えたリスクマネジメントが求められている。
2021年度に東京海上日動の提唱により設立された「検討会」では、事務局を務める東京海上日動とMRIで関連する産業の事業者や研究者、法曹界等の多面的な産官学と連携し、国内外で進展するドローンおよび空飛ぶクルマの実用化・事業化に向けた環境を整備するために、リスクを網羅的に列挙・整理した基礎資料の作成を検討してきた。
今回、「検討会」では広く無人航空機を運航する事業者に使用してもらうことで、リスクチ
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国連では3月8日を「国際女性デー」と定めている。1904年、米国ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが行われたことを起源とするこの記念日は、女性たちの勇気と決断を称える日と位置付けられている。近年、多くの企業が「D&I」や「DE&I」といった取り組みを進めているが、日本企業にとって女性の管理職比率の向上は依然として大きな課題となっている。そこで、本特集では、保険業界の女性管理職の現状と対策について紹介する。第1回では、リーダーシップ開発や人材開発をリードするデロイトトーマツグループパートナーの櫻井希氏に話を聞いた。「政府が目指す女性管理職比率30%程度という目標の達成には社内における価値の多様化が鍵になる」と指摘する同氏に、日本企業における女性管理職育成のポイントや、次世代リーダーの育成に有効なアプローチについて語ってもらった。
――日本企業におけるDE&Iの現状について。
櫻井 DE&Iは、今年に入って特に日本企業からの問い合わせが増えたテーマの一つだ。その背景には、人的資本開示の義務化が現実味を帯びてきたことがある。D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)がDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)に変わり、企業が、公平性やサステナビリティの観点など、どれだけ社会的価値を追求しているのかを求められるようになってきた中で、今一度、
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