東京海上日動/コノキュー XR技術活用で戦略的包括業務提携、メタバースでの防災訓練など開発 メタバース空間専用保険も開発・提供
東京海上日動と㈱NTTコノキュー(東京都千代田区、丸山誠治代表取締役社長、以下、コノキュー)は2月27日、メタバースの安心・安全な活用およびXR技術を活用した社会課題解決への貢献を目指す戦略的包括業務提携を締結した。
XR(Extended Reality)とは仮想現実VR(Virtual Reality)、拡張現実AR(Augmented Reality)、複合現実MR(Mixed Reality)といった先端技術の総称。コノキューはNTTグループの技術力、R&Dなどを生かし、XR事業に特化して2022年10月に事業を開始した企業で、200人規模のデジタル人材を保有しているという。
メタバースが広く社会に普及し実装されていくために、安心・安全な利用環境の確立が求められる。また、メタバースの特徴を生かした社会課題への解決につながるサービスやソリューションの開発が求められている。そこで、NTTグループのXR事業の中核企業としてXR技術を用いたさまざまなサービスやソリューションの開発を進めてきたコノキューと、自然災害やサイバーリスクなどさまざまなリスクに対する商品・サービスの開発を進めてきた東京海上日動が、それぞれの強みやノウハウを生
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千葉県の損保代理店で第3位の規模と40年の歴史を誇る「ほけんプラザエイプス㈱」(本社:千葉市、田切裕二社長)がシニア事業を本格化させている。数十年来の顧客が70代、80代になり運転免許証の返納、老後や相続の問題に直面していることや、コロナ禍で保険営業の環境も大きく変化したことなどに、2021年10月に社内ベンチャーとして設立した(一社)シニアテラスで対応する。同事業スタートの背景について田切社長は、「今までお世話になってきたお客さまへの『恩返し』、超高齢社会における『社会貢献』、時代の変化にいち早く対応していく保険代理店としての『挑戦』」としている。全国の代理店にシニア事業の重要性やノウハウも伝えたい考えだ。
同社は、1984年創業で、現在の保有ANPは、損保14.5億円、生保22億円。契約件数は約3万5000件、契約者数は約1万8000人。千葉県内の6拠点(注)で地域密着の営業を継続しており、現在の従業員数は61人。
近年は、生保にも注力してきたことで生損保ともに数字を維持している。一方でシニアテラス代表理事も兼ねる田切氏は、「コロナ禍による非対面化の進行、異業種からの参入の増加、超高齢社会によるマーケットの縮小、ネット保険販売チャネルの台頭など、代理店にとっての課題は多い。これからを勝ち抜くためには新規マーケットの開拓が急務だ。
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