日本航空保険プール 22年度概況 提供保険料は19億円増113億円、民間航空機事故は115件と増加
日本航空保険プールは7月20日、第241回航空保険プール委員会を開催し、一般概況報告とともに2022年度プール運営費決算報告など各議題を審議・承認した。22会計年度のプール提供(グロス)保険料は前年度の約94億円から約19億円増加し、約113億円(前年比119.8%)となった。また、選挙の結果、委員長に明樂裕氏(東京海上日動常務執行役員)、副委員長に工藤成生氏(三井住友海上取締役専務執行役員)を選出した。
第241回航空保険プール委員会では、国際マーケットの動向として、次の報告が行われた。
01年の米国同時多発テロの影響で急激にハード化したエアライン分野の機体・賠償責任保険の料率水準は、その後、09年に発生したエールフランス機の大口事故直後の一時的なハード化という一部例外を除き、航空機の安全性向上も追い風となり一貫してソフト化傾向が継続してきた。
しかし、17年以降、大口自然災害の発生により再保険マーケット全体が徐々にハードに転じる動きを見せると、18年10月に発生したライオン・エア610便墜落事故(死亡乗員・乗客数189人)、19年3月に発生したエチオピア航空302便墜落事故(死亡乗員・乗客数157人)を契機に、航空保険マー
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〈新卒・中途採用の最新事情2 メディケア生命 経営管理部長代理槌谷賀子氏に聞く〉
メディケア生命(住友生命100%子会社)は、新卒採用は行っておらず全員がキャリア採用という点が特徴だ。経営管理部長代理の槌谷賀子氏は、「過去5年間を振り返ると、2020年まではおおむね年間で20人台(18年23人、19年22人、20年24人)のキャリア採用を行ってきたが、21年度以降は業容の拡大を見据えて、21年58人、22年度67人と大きく伸ばしている。採用数増については、近時、多くのお客さまから契約をお預かりするに至ったことはもとより、大阪に新規の事業所を開所したこと等も挙げられる」と話す。同氏に、採用(正社員)の工夫や変化、今後の展望などを聞いた。
――採用における御社の方針や工夫は。
槌谷 当社では「求人サイトなどの採用媒体への出稿」「人材紹介」「ダイレクトスカウト」などさまざまな方法で取り組んでいるが、今後も新たな採用手法に関する情報収集も行いながら、当社に適した手法を積極的に模索・展開していきたい。工夫している点としては、当社ホームページに社員の声を掲載し、できるだけ当社における仕事のイメージを発信できるように努めており、直近では社員へのインタビューを中心とした動画を掲載している。
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