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Column コラム

うず

三冠王

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 大谷翔平の活躍がすごい。大リーグ史上初めての50―50(本塁打数と盗塁数)もあと少しである。さらには、三冠王の期待もあるだろう。
 保険の担当者の三冠王は何だろう。本塁打は大型純新規契約か。打点は包括化や補償の見直し等による増収額か。打率は継続率だろうか。打率の難しさは、野球でもピッチャーが毎試合違うことや、抑えの専門もいるので大変だろう。年間3割を打てればベスト10で、2割5分でもレギュラーであり、生涯打率が2割8分ぐらいなら、名選手だろう。1シーズンの、さらには生涯打率は、1打席ごとの積み重ねの結果である。全打席で塁に出ようと必死になって向かっているのに、この結果である。
 保険の継続率も、素人はすぐ去年より上げろというが、実は難しい。継続率は、最も大切な守りの技術の結晶である。長年にわたり継続していただけるお客さまとは、時々でのさりげない何らかの琴線に触れる配慮で担当者とつながっていることが多い。だから大きい契約であればあるほど、担当者や代理店が替ったりするとその1~2年後に、「今回は他で」という話も出やすい。特に長期契約の更新時や保険料が大きく値上がりすれば、他の保険会社はどうなのか、ダイレクト保険はどうなのかなど、やはり比較したくなる。
 十人十色にそれぞれにふさわしい提案をして、9人継続できれば名人級。8人でも、レギュラーは固い。85%で名担当者ということだろう。コロナも落ち着いて競争環境のレベルも高くなる中で、100%に立ち向かっている担当者の日々の努力や、毎年の、そして生涯継続率や保有の中身を長い目で分析して、レギュラー級の担当者に感謝し、応援することが大切だ。(スネオ)

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