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うず

病棟看護師さんは重労働

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 人生二度目の入院・手術を経験、無事帰還した。今回も公的医療保険では賄えない入院に伴うさまざまな支出について、算定基準があるものの、定額給付たる私的医療保険のおかげで憂いなく治療に専念することができた。
 近年、医師の働き方改革について議論がなされるようになっている。確かに数少ない医師によって運営されている一部の医療現場は、病気ではないが“重篤”な問題を抱えているといえよう。
 それ以上に、今回お世話になった看護師さんの勤務状況を拝見していて、その重労働に気付かされた。入院した病棟の看護師さんの勤務時間は次のように分かれている。3交代制で「日勤務8:00~16:30」「準夜勤務14:45~23:15」「深夜勤務23:00~8:15」となっており、それぞれの勤務時間の重なったタイミングで担当患者の情報共有、引き継ぎミーティングが実施される。
 二日続けて準夜勤務、深夜勤務もあるようで、当然勤務時間中に「休息」は取れるが、患者さん相手であるから何が起こるかわからない。また、看護師さんは現在も圧倒的に女性が多く、当然ながら「深夜勤務」についても、男性看護師と差別なく勤務が行われている。前日昼間お世話になった看護師さんに翌朝お会いしたので、「お疲れさまです」とあいさつすると「これから帰ってすぐ寝ます」と答えが返ってきた。
 「体力的によく続くな、プライベート時間はどう捻出されているのだろう」というのがコラム子の率直な感想だった。
 医師、看護師の方々の働き方改革について、私的医療保険によって日本医療に貢献している業界でも、何か側面から支援できるものがあるのではないかと思う。(朗進)

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