あいおいニッセイ同和損保 ブリヂストンタイヤソリューションジャパンと協業、「タイヤメンテナンス特約」開発 TPP導入企業のフリート契約で5%割引
あいおいニッセイ同和損保とブリヂストングループのブリヂストンタイヤソリューションジャパン㈱(久米伸吾代表取締役社長)は、ブリヂストンのトラック・バス向けのサブスクリプション型ソリューションサービス「トータルパッケージプラン(TPP)」を導入する企業を対象に、自動車保険(フリート契約)の保険料を約5%割り引く「タイヤメンテナンス特約」を開発し、9月1日より提供を始めた。
TPPとは、新品タイヤやリトレッドサービス、メンテナンスなどのメニューを組み合わせ、一括で契約するサブスクリプション型のソリューションサービス。タイヤの売り切りではなく、タイヤの提案から、メンテナンス・点検管理・予算管理などのタイヤマネジメント業務までをブリヂストンが担うことで、安全運行・業務効率化に貢献する。また、ソリューション店舗ネットワーク「B―select」と組み合わせTPPの提供価値を最大化することで、実際の現場で従来以上に顧客に寄り添うことで困り事を理解し、より最適なソリューションの提案や高品質なサービスを全国的に提供するものとなっている。
あいおいニッセイ同和損保の「タイヤメンテナンス特約」は、同社のフリート契約の自動車保険が対象。ブリヂストンのTPP
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〈被災地の今を行く~札幌から厚真へ~〉
全道が揺れた北海道胆振東部地震から5年が経過した。地震は厚真町丘陵部の大規模な土砂崩れを起こし、多数の住宅が押しつぶされ住民が亡くなった。震源からやや遠い札幌市清田区の里塚地区でも揺れによって住宅が傾くなどの被害が発生。また、北海道電力苫東厚真火力発電所のトラブルにより全道が闇に包まれるブラックアウトも引き起こした。今回の「記者の視点から」では地震後5年を機に現地を再訪、現状をリポートする。
平成30(2018)年9月6日、午前3時7分。北海道南部、胆振地方中東部を中心としたマグニチュード6.7の地震が発生した。震源の深さは約37キロ、震源に近い厚真町では震度7を記録。震度6強を安平町とむかわ町、震度6弱を札幌市東区や千歳市、震度5強を札幌市清田区や苫小牧市で記録するなど、広範囲で大きな揺れに見舞われた。
特に厚真町周辺では丘陵地が連続して土砂崩落を起こした。斜面がえぐられた様子は新千歳空港へ着陸する飛行機からもはっきりと分かるほど酷いものだった。現在、崩落した丘陵の法面は一部格子状のコンクリートブロックが張り巡らされて補強されるなど安全対策が施されており、風景は一変し地震のつめ跡を垣間見せている。いまだ、斜面からやや離れた場所に住宅も存在する。将来にわたって安心・安全な暮らしが
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