あいおいニッセイ同和損保 スマホのみで利用できるテレマ保険、「タフ・見守るクルマの保険NexT」発売へ
あいおいニッセイ同和損保と㈱ナビタイムジャパンは9月5日、カーナビアプリを用いてスマートフォンから取得する走行データに基づき安全運転の度合いを保険料に反映し、スマートフォンのみで利用できるテレマティクス自動車保険「タフ・見守るクルマの保険NexT」を開発し、2024年1月以降保険始期契約から発売すると発表した。
近年、IoT技術の進展により、あらゆるサービスをスマートフォン一台で利用できるようになってきたところから、通信機能を持つドライブレコーダーや簡易車載器などのデバイスを使ってテレマ保険を展開しているあいおいニッセイ同和損保では、加入者のさらなる拡大を目指し、より手軽に各種テレマサービスを利用できるテレマ保険の開発を進めてきた。
また、経路探索エンジンの技術で、誰もがいつでも安全・安心・快適に移動できる社会の実現を目指すナビタイムジャパンは、15年以上にわたって携帯電話向けカーナビサービスを提供しており、安全運転を支援する機能の拡充や、正確な案内のための自車位置測位技術の開発・提供を続けている。
両社は今回、安全・安心なクルマ社会を目指し、一層多くの顧客に利便性の高いテレマサービスを提供していくため、カーナビアプリを用いて
続きは新聞でお読みください。
戦争、内乱、テロといった紛争の他、それらに起因する接収・収用(公権力による強制的な動産または不動産の差し押さえ)、外貨送金遅延といったポリティカルリスクを地政学リスクとほぼ同義と捉え、ポリティカルリスク保険商品を取り扱う企業の関係者から、今日的な地政学リスクについて話を聞く特集の第4回。今回は、AIG損保信用保険部のポリティカルリスク保険チームリーダー兼取引信用保険シニアアンダーライターの小川晃司氏を迎え、AIGグループが有する世界各国の拠点との情報共有により、同社が提供するポリティカルリスク保険の概要、および今後懸念される地政学リスクについて解説してもらった。
【中小企業のニーズにも応える保険】
同社が提供する海外子会社の地政学リスクに対応するポリティカルリスク保険について、小川氏は補償範囲として①現地法人の資産の接収・収用、国有化②外貨の送金規制③戦争や暴動等による工場やオフィスといった施設の破壊―の三つが大まかに挙げられると述べ、また、売買契約や融資に対しては、同様に①債務者の国有化や外貨の送金規制、戦争等による代金回収不能②債務者が国営企業や政府の場合の不払い―の二つをカバーしていると紹介する。
AIGグループのポリティカルリスク保険は、世界各地に存在する同グループの拠点の中で、ニューヨーク、ロンドン、シンガ
(2週間無料でお試しいただけます)