日本生命 若年層の自助努力啓発へ 「ニッセイはじめての保険」取扱開始、29歳以下限定・保険料5000円以下
日本生命は9月25日から、みらいのカタチ「ニッセイはじめての保険」の取り扱いを開始した。保険加入率が低位となっている若年層に対して「将来のリスクを考え、保険に触れることで自助努力に対する啓発を図りたい」との思いから、既存商品をパッケージし、被保険者年齢29歳以下かつ保険料5000円未満の2プランを販売する。
「ニッセイはじめての保険」は、対象を29歳以下に限定し、初めて保険を検討する顧客向けに保険加入のハードルを下げ、若年層も備えておく必要性の高い「病気やケガへの備え」と「将来のための資金準備」について、自助努力をスタートするきっかけを作ることを企図した二つのパターンから選択する。
入院・外来手術等への備えに加え将来必要な資金を準備できるプランとして、入院総合保険「New in1(ニューインワン)」と年金保険を組み合わせた「入院総合+年金プラン(加入年齢7歳~29歳)」と、入院・外来手術等への備えに加え死亡に備えながら3年ごとおよび満期時に「お祝金」(生存給付金)を給付するプランとして、「New in1」と生前給付金付定期保険を組み合わせた「入院総合+生前給付金付定期プラン(加入年齢3歳~29歳)」―の2プランがある。保険料はどち
続きは新聞でお読みください。
アクサグループ(グローバル)は、2023年までにグリーン投資を260億ユーロとし、脱石炭を目指す。また、50年までの地球温暖化係数を1.5℃以下に抑えることを目標とした気候戦略を19年に公表。20年には「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」をアクサのパーパス(存在意義)として定義し、アクサ・ホールディングス・ジャパン(以下、アクサHD)はこのパーパスを体現するため、傘下のアクサ生命、アクサ損保、アクサダイレクト生命の3社で取り組みを推進している。アクサ生命執行役員チーフサステナビリティ&シンプリフィケーションオフィサーの土井恵氏に詳細を聞いた。
――アクサジャパンにおける特徴は。
土井 アクサHDでは、気候変動対策を加速させるため、22年にサステナビリティの専門部署として発足したサステナビリティ&シンプリフィケーションオフィスが、気候変動対策に関する戦略策定や部門横断的なアクションを主導している。また、代表取締役社長を筆頭に各部門の役員が参加する部門横断型委員会であるサステナビリティ・コミッティを設置し、CO2排出量削減の現状分析、削減目標の設定とその進捗管理、課題解決に向けた具体的な取り組みの協議や推進を全社的に行っている。
――近年の日本における取り組みは。
(2週間無料でお試しいただけます)