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ホーム ニュースヘッドライン 2023年10月 かんぽ生命 一時払普通終身の取扱いを届出、郵政民営化委は「調査審議不要」と判断

かんぽ生命 一時払普通終身の取扱いを届出、郵政民営化委は「調査審議不要」と判断

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 かんぽ生命は10月2日、郵政民営化法(平成17年法律第97号)第138条の2第1項後段の規定に基づき、金融庁長官および総務大臣に対し、新たに保険料の払込みを一時払とする等の普通終身保険の引受けを行うことについて届出を行ったと発表した。2024年1月以降の取扱開始を予定している。郵政民営化委員会は本件について、調査審議を行う必要はないと判断した。

 かんぽ生命は、マイナス金利後の予定利率の引き下げにより、中高齢層の顧客が既存の終身保険に加入した場合において、一定期間経過後に死亡した際に保険料払込総額を上回る死亡保障の提供ができていない場合があり、結果として死亡について遺族への金銭的な保障の観点で十分に応えることができていないという課題があるとして、この課題を解消するため、新たに保険料の払込みを一時払とする等の普通終身保険の引受けを行うとしている。
 届出を行った一時払終身保険の保障内容は、被保険者の死亡時期に応じて死亡保険金を支払うもので、(ア)被保険者の死亡が基本契約の契約日からその日を含めて5年以内のとき、一時払保険料額と基本契約の積立金の額のいずれか大きい額を死亡保険金受取人に支払う(イ)被保険者の死亡が基本契約の契約日からその日

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