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ホーム ニュースヘッドライン 2023年10月 東京海上日動、エーザイ アルツハイマー病を対象、「認知症治療支援保険」共同開発 軽度認知障害の検査や治療費用を補償

東京海上日動、エーザイ アルツハイマー病を対象、「認知症治療支援保険」共同開発 軽度認知障害の検査や治療費用を補償

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 東京海上日動とエーザイ㈱(内藤晴夫代表執行役CEO)、は9月28日、業務提携の一環として、認知症の早期発見や早期治療を経済的に支援する「認知症治療支援保険」を共同で開発したと発表した。両社では今後、認知症との共生社会実現に向けて、さまざまな企業・団体と連携しネットワークを拡大していくことで、社会課題の解決につながる取り組みをさらに進めていくとしている。

 両社は、2019年8月に認知症との共生社会実現に向けた業務提携契約を締結し、エーザイが開発した認知機能のデジタルチェックツール「のうKNOW(R)」(注1)を東京海上日動が販売する「認知症アシスト付き年金払介護補償」の付帯サービスとして21年4月から提供を開始するなどの共同取り組みを進めてきた。
 認知症はこれまで治療が難しいとされていたが、認知症の約6割を占めるアルツハイマー病について新たな治療薬が承認され、早期段階で投与することにより疾患の進行の抑制が期待できることから、認知症の早期発見や早期治療への備えの重要性が増している。
 新たな治療薬は、アルツハイマー病による軽度認知障害および軽度認知症の人が対象となるが、その判断にはアミロイドβ病理の確認を行うPET検査(注2)等を受

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