東京海上HD 23年度第2四半期(中間期)決算、修正純利益100%増2755億円に 通期予想150億円下方修正するも「基調は良好」
東京海上ホールディングスが11月17日に発表した2023年度第2四半期決算によると、連結経常収益は前年同期比10.9%増の3兆7441億円となった。正味収入保険料は同7.5%増の2億4504万円と年初予想の増収率を上回って進捗。連結経常利益は同126.8%増の2759億円で、親会社株主に帰属する中間純利益は同109.4%増の2050億円となった。今回の決算で23年度通期の連結業績予想を修正し、経常利益7650億円(前回発表時予想7500億円)、親会社株主に帰属する当期純利益5750億円(同5300億円)、1株当たり当期純利益290円51銭(同267円11銭)とそれぞれ上方修正した。
グループの修正純利益は、コロナ関連保険金の減少(反動)、海外主要拠点における保険引受利益およびインカム収益の増加等を主因に、前年同期比99.9%(1377億円)増の2755億円を示した。内訳は、東京海上日動が294億円、東京海上日動あんしん生命が164億円、海外保険が2020億円、その他が277億円。一方、自然災害(▲817億円)や国内損保における円安影響(▲約400億円)など一過性の影響等により、年初予想対比の進捗率は過去平均をやや下回って41.1%とな
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