生命保険協会定例会見 損保協会、生保文化センターと保険教育で協定、「相互に密接に連携しつつ協働して取り組む」
生保協会の清水博協会長は11月17日、同協会会議室で定例会見を行った。会見では、清水協会長が日本損害保険協会・生命保険文化センターとの「保険教育に関する包括連携協定」の締結と、「新型コロナウイルス感染症を巡る生命保険業界の取り組み及び次のパンデミックに向けた経験の継承」に関する報告書の公表について報告した他、PRIの年次総会や、IAIS年次総会「金融庁ハイレベルダイアログ」の開催結果についても振り返った。
初めに、11月13日に締結した日本損害保険協会・生命保険文化センターとの「保険教育に関する包括連携協定」について報告した清水協会長は、協定の内容について、国民の保険分野における金融リテラシー向上を一層効果的に図るべく、3団体がライフプラン等を踏まえた、リスクに対する自助努力の重要性を学ぶための保険教育について、相互に密接に連携しつつ、協働して取り組むことを定めたものと説明した。
すでに、教員を対象とした勉強会等については、生損保共催で教育活動に取り組んでいるものの、今後は同協定に基づき、こうした取り組みをさらに拡充する等、保険教育に係る各種施策に連携・協働して取り組んでいく方針を強調した。
次に、同日開催された理事会で決議し
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一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)は11月9日、「UCDAアワード2023選考結果報告会」を東京都千代田区の神田明神ホールで開催した。当日はユニバーサルコミュニケーションデザイン(UCD)(注)に関して、1年間の企業活動をゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で表彰する「総合賞」の他、コミュニケーションデザイン、印刷物、デジタル、パッケージのカテゴリ別で生活者と専門家による評価が総合的に高いものを表彰する「UCDAアワード」、同カテゴリ別で特に生活者の評価が高いものを表彰する「アナザーボイス賞」など、六つの賞を表彰。保険業界からは合計5社が各賞を受賞した。
冒頭、同協会の在間稔允理事長があいさつを行い、「総合賞」について、昨年は一企業のみの該当だったゴールドを今年は複数の企業が受賞したこと、また、シルバー、ブロンズの受賞企業数も増えたことに触れ、「情報品質向上に対する企業の強い取り組み姿勢が、受賞企業数の増加といった結果に表れ、喜ばしい限り」と述べた。
次に、金融庁総合政策局リスク分析総括課コンダクト監理官の伊藤公祐氏が登壇し、「『顧客本位の業務運営に関する原則』の現状と課題」と題した基調講演を行った。
同氏はUCDの考え方について、金融庁で顧客本位の業務運営を推進する立場として非常に共
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