住友生命グループ　２３年度第２四半期（上半期）決算　基礎利益３５％増１４８８億円に　保険料等収入通期見通しを２％増に上方修正

　１１月９日、１０日の２日間にわたり東京都港区のヒルトン東京お台場で開催された保険監督者国際機構（ＩＡＩＳ）２０２３年年次総会および年次コンファレンスにおいて、１０日の「顧客本位の取り組み」をテーマとしたパネルディスカッションで、明治安田生命サステイナビリティ経営推進部長の来住慎一氏がパネリストとして登壇した。同パネルディスカッションでは登壇者が①顧客対応上のエマージングリスク②保険に対する顧客の理解③顧客対応上の多様性の配慮―の視点から議論を行った。来住氏はコロナ禍や高齢化、多様性の配慮への同社の取り組みについて説明し、同社シニア職員が発案した電話音声明瞭機「サウンドアーチ―声の架け橋―」についても紹介した。同年次総会における日本の生保会社からの登壇は、２０１６年にパラグアイで開催された年次総会以来だという。

　来住氏が登壇したのは、１０日に実施された「顧客本位の取り組み」をテーマとしたパネルディスカッションで、米国・コネチカット州保険監督局長官のアンドリュー・マイス氏がモデレーターを務め、来住氏のほか、カナダ・オンタリオ州金融サービス規制機構ＣＥＯ（ＩＡＩＳマーケットコンダクトＷＧ議長）のマーク・ホワイト氏、ＮＰＯ団体Ｆｉｎａｎｃｉａｌ　Ｒｉｇｈｔｓ　Ｌｅｇａｌ　ＣｅｎｔｅｒＣＥＯのカレン・コックス氏、同じくＮＰＯ団体マレーシア消費者連盟バイスプレ