かんぽ生命 23年度第3四半期決算 四半期純利益は14.5%減 新契約年換算保険料は32%増と回復基調
かんぽ生命は2月14日、2023年度第3四半期決算を発表した。連結業績では、経常収益は前年同期比2372億円減の4兆5607億円で、うち保険料等収入は同833億円減の1兆5865億円。経常利益はキャピタル損益の大幅な改善により同466億円(59.2%)増の1254億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同110億円(14.5%)減の651億円となった。かんぽ生命単体の基礎利益は、保有契約の減少が続く中、新型コロナウイルス感染症に係る保険金支払の減少により、同348億円増の1697億円となった。通期の業績予想については、直近に公表の予想から修正はない。
連結主要業績では、経常収益4兆5607億円の通期業績予想5兆8900億円に対する進捗率は77.4%。このうち保険料等収入は前記のとおり1兆5865億円、資産運用収益は同186億円増の8765億円、責任準備金戻入額は同2134億円減の2兆376億円だった。
契約の状況では、個人保険の新契約年換算保険料は引き続き回復基調で、前年同期比32.9%増の659億円。そのうち第三分野は同71.0%増の82億円だった。新契約の内訳は、養老保険が20万件占率55.7%で、占率は前年同期比13.9ポイ
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