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ホーム ニュースヘッドライン 2024年03月 3メガ損保 23年度第3四半期決算 海外事業の貢献で大幅増益

3メガ損保 23年度第3四半期決算 海外事業の貢献で大幅増益

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 3メガ損保各グループの2023年度第3四半期決算では、ボトムラインが各グループとも好調で特に海外事業の貢献が目立っている。東京海上ホールディングスは、昨年11月の通期予想を上方修正した。(2面に3グループ各社とAIG損保の種目別保険料・保険金の一覧表を掲載)

 東京海上ホールディングスの連結正味収入保険料は、海外のレートアップや引受拡大、国内の自動車とその他新種の増収等により、前年同期比6.9%増の3兆7523億円となった。四半期純利益は同80.6%増の5174億円で、修正純利益は同1925億円増益の5203億円となった。同社は24年3月期の通期連結業績予想を修正し、当期純利益は6700億円、修正利益は6900億円に上方修正した。海外保険事業については、正味収入保険料は同14.4%増の1兆8120億円と好調。事業別利益もほぼ全拠点で11月予想を上回って進捗し、同1135億円増(60.6%増)の3008億円と大幅増益を示している。
 MS&ADインシュアランスグループホールディングスの連結正味収入保険料は、国内は前年同期比0.1%増の2兆2547億円、海外は新規引受の増加や料率引上げ、円安影響も加わり同35.6%増の9757億円となり、

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「地域住民のためのコンサート」が1000公演迎えた三井住友海上文化財団(8面)

 公益財団法人三井住友海上文化財団は、1988年にメセナ活動を担う団体として設立された。以来、音楽・郷土芸能の分野において文化および芸術活動に関する事業を推進し、2023年度は設立35周年を迎えるとともに、主要事業の「地域住民のためのコンサート」が節目の1000公演を迎えた。同財団のこれまでの歩みや現在の取り組み、また今後の展望について濱野誠専務理事・事務局長に聞いた。

 ――三井住友海上文化財団の設立経緯について。
 濱野 当財団は1988年10月に、三井住友海上の前身である大正海上の創立70周年を記念して、企業メセナに特化した活動により社会貢献や地域貢献を図る目的で設立された。現在、中心的な活動である「地域住民のためのコンサート(『三井住友海上文化財団ときめくひととき』公演)」のほか、「文化の国際交流活動に対する助成」「高校生の文化活動への支援」の3事業を行っている。
 ――「地域住民のためのコンサート」とは。
 濱野 著名な演奏家による生のクラシック音楽を地域の方々に楽しんでいただくことを目的に始めた事業で、財団設立から2年後の90年5月に第1回のコンサートが新潟県小千谷市で行われた。地域における文化の振興を支援するために都道府県、市町村および当財団の三者共同主催としており、各地域の公立文化ホール等を会場

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