日本生命 国内VC・スタートアップ投資ファンド新設 長期的視点で計350億円を投資
日本生命、ニッセイアセットマネジメント(以下、ニッセイアセット)、ニッセイ・キャピタルは2月22日、ニッセイアセットとニッセイ・キャピタルがそれぞれ国内のベンチャーキャピタルとスタートアップ企業に投資を行うファンドを新たに設立するとともに、日本生命が当該ファンドに計約350億円を投資すると発表した。
ファンドの設立時期は共に2024年上半期を予定。
ニッセイアセットが新設・運用するファンド「NISSAY Startup Support Fund I」(名称は予定)は、投資金額300億円、期間は20年で、国内ベンチャーキャピタルが運用するファンドを投資対象とし、EMP(Emerging Managers Program:新興資産運用業者への運用資金拠出促進を図るプログラム)にも資する取り組みとして、優良な新興運用者も含め幅広く資金を供給する。
ニッセイ・キャピタルが新設・運用するファンド「ニッセイ・ストラテジック1号投資事業有限責任組合」(名称は予定)は、投資金額約50億円、期間は15年で、国内スタートアップ企業を投資対象とする。同ファンドへの投資では、経済リターンだけでなく、投資先との共創を通じた事業シナジー獲得を追求し、投資
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日本少額短期保険協会は1月26日、オンラインで「第5回孤独死対策サミット」を開催した。孤独死の現状の周知や未然防止、早期発見につながる行政・民間の取り組みなどを広く伝えることを目的に毎年実施しているイベントで、5回目となる今回は、行政担当官が日本の孤独・孤立対策や住宅セーフティネット制度の最新動向について、遺品整理業者団体の代表者が孤独死における家財整理の現状やポイントなどをテーマに講演した。また、同協会が取りまとめた「第8回孤独死現状レポート」の内容も紹介された。当日は不動産オーナーや管理会社、保険代理店、地方自治体、学術機関などから520人以上が参加し、関心の高さをうかがわせた。
サミットの開会に当たって日本少額短期保険協会副会長の安藤克行氏があいさつし、孤独死に関する同協会のこれまでの取り組みを紹介した。同氏はサミットについて、「社会問題となっている孤独死の現状の周知・早期発見・未然防止につなげたいという趣旨の下に開催し、行政・民間・学識経験者の皆さまに孤独・孤立・孤独死について多角的に論じていただく場になったと自負している。本日のサミットが孤独・孤立そして孤独死についてあらためて考えていただく場となることを願っている」と述べた。
最初の講演として、国土交通省住宅局住宅総合整備課企画専門官の上野翔平氏が、住宅セーフティネット制
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