損保協会 定例会見 信頼回復への取組ほか1年間の成果報告 有識者会議指摘に「真摯に受け止め再発防止策講じる」
損保協会は6月13日、損保会館(東京都千代田区)で定例記者会見を行い、新納啓介協会長(あいおいニッセイ同和損保社長)が1年間の同協会の取り組み成果について報告した他、記者からの質問に回答した。協会長として最後の会見に臨んだ同協会長は、会見当日の理事会で、保険料調整行為、および旧ビッグモーター社による保険金不正請求問題によって損なわれた損保業界の信頼回復に向けた、同協会の各委員会ならびに3月に設置した「業務抜本改革推進PT」のこれまでの取り組みの総括を行うとともに、会員各社における再発防止取り組みの事例を含むフォローアップ結果を全社で共有したと報告した。また、記者から金融庁が公表した「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議 報告書(案)」に対する見解を問われ、「当業界の不適切な対応によって顧客本位の業務運営が実現されていなかったこと、および健全な競争環境が実現できていなかったという指摘について真摯に受け止め、再発防止策を講じていく」と回答した。(同日発表された新納協会長のステートメント全文は24日、25日の2面で掲載予定)
冒頭、新納協会長は、今年度を「就任に当たって掲げた重点取り組みテーマに加え、就任と前後して発生した
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執行役員兼営業統轄本部副統轄本部長の前原二朗氏と東京中央ライフプランナーセンター東京CD支社長の新里賢氏に聞く
ソニー生命は今年4月1日、ライフプランナーの入社後の活動支援を強化したキャリアディベロップメント支社(以下、CD支社)を新設した。顧客ニーズの多様化や、ライフプランナーとして採用する若い世代の働き方、社会全体の価値観の多様化に対応する施策で、ライフプランナーというビジネスモデルを一層盤石なものにしていきたい考えだ。あらためてライフプランナーの位置付けや今後の展望について、執行役員兼営業統轄本部副統轄本部長の前原二朗氏と東京中央ライフプランナーセンター東京CD支社長の新里賢氏に聞いた。
――あらためてライフプランナーとは。
前原 当社は、ソニー創業者の一人、盛田昭夫の「ひとのやらないことに挑戦し、社会に貢献する」という思いをもとに創立され、お客さま一人一人にあわせた「合理的な生命保険と質の高いサービスの提供」を通じたお客さまの「経済的保障と安定」を基本使命に、それを追求し続けてきた。「お客さま一人ひとりの人生に関わる生命保険を提供するためには、本当の意味でのプロフェッショナルを介する必要がある」と考え、日本の生命保険業界に新風を巻き起こすため誕生した職業が「ライフプランナー」だ。ライフプランナ
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