日本代協 通常総会 募集人の品質・高度化の議論多かった有識者会議 損保の正しい普及と消費者の利益保護 今後も代協の事業目的を推進 「問われた“損保事業のあるべき姿”」三浦課長
日本代協は6月13日、損保会館大会議室で2024年度通常総会を開催した。23年度の事業報告や決算報告が行われ、全ての議案について全会一致で承認された。小田島綾子会長は、多くの業界がさまざまな課題を抱えながら、持続可能な社会への転換に向けて、主体的に提供する価値や業務品質を高める取り組みを進めているとした上で、「複雑なリスクに取り巻かれた時代にわれわれも保険を通じて安心を求めるお客さまの意向を的確に捉えて仕事に結び付けていく。また、環境変化を新たな挑戦の機会とし、代理店がこれからもお客さまと保険会社の間で重要な役割を果たせるように活路を切り開いていこう」と呼び掛けた。
小田島会長はまず、「令和6年能登半島地震」の被災者や被災地などに対してお見舞いの言葉を述べた上で、5月24日に石川県代協の総会に参加し、災害対応している会員をねぎらったことの他、義援金を届けたことを報告した。
次に、代協活動について、会員が活躍、体験することが本来の良さであり、「集い、語らい、高め合う」支部例会の活性化や地域に根差したコミュニケーションづくりが防災減災の一翼を担うなど活躍の場が広がっているとの見解を示し、「コンサルティングコースの受講勧奨や代理店賠責の
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【常務取締役 原田政人氏に聞く】
東京海上日動あんしん生命は「お客様本位で革新的な生命保険事業」を掲げて1996年に創業し、全国に広がる代理店ネットワークや営業直販社員のライフパートナー社員等を通じて、顧客一人一人のニーズに合った商品・サービスの提供に日々取り組んできた。前中期経営計画では「あんしんNEXT~人生100年時代への挑戦~」を掲げ、シニア層の増加や医療技術の進化といった時代の変化に柔軟に対応し、顧客の人生を守りたいという思いで取り組んできた。昨年8月には、人生100年時代における健康寿命の延伸等が課題となる中、治療が長引きやすい生活習慣病8疾病を、通院等の早期治療から重症化した場合の長期治療まで幅広く保障する新たな医療保険「あんしん治療サポート保険」と使わなかった保険料が戻ってくるRタイプの「あんしん治療サポート保険R」を発売し、顧客から好評を得ている。常務取締役原田政人氏に今年度の具体的な方針を聞いた。
――今年度の重点取り組みは。
原田 今年度から始まる新中期経営計画では、「なくてはならない会社へ~原点を胸に、未来を創る~」を掲げ、①提供価値の変革②顧客接点の変革③営業態勢と業務プロセスの変革―の三つの変革に取り組んでいく。「提供価値の変革」では、昨年度発売した「あんしん治療サポート保険」に引き続き、人
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