東京海上日動あんしん生命 経営者の死亡、3大疾病・障害・介護を保障 「あんしんプレミアム定期」発売 中小企業の事業存続リスクに対応
東京海上日動あんしん生命は7月24日から、死亡に加え、3大疾病や障害、介護を保障する新商品「あんしんプレミアム定期」(正式名称:特定疾病・障害・介護保障定期保険)の販売を開始した。中小企業経営者の3大疾病罹患(りかん)時等の事業継続への備えや、個人の顧客の一時的な就業不能リスクへの備え等のニーズに幅広く応える商品。
中小企業経営者の高齢化は年々進んでおり、また、3大疾病の患者数や障害者数、要介護認定者数は高齢になるにつれ大きく増加する傾向にある。
経営者が3大疾病に罹患した場合や、障害状態もしくは要介護状態となった場合は、経営者の長期不在に伴う売上減少や資金繰りの悪化等に陥り、事業の存続が難しくなるリスクがある。こうしたリスクへの対応として、「あんしんプレミアム定期」は死亡保障に加えて、3大疾病や障害、介護といった幅広いリスクに備え最大2億円の一時金保障を提供する。3大疾病等により働けなくなった場合に備えて一時金で準備したい個人の顧客も加入できる。
具体的には、①死亡したとき、あるいは、②▽悪性新生物▽急性心筋梗塞・脳卒中▽障害▽介護のいずれかで支払事由に該当したとき―のどちらか一方について保険金を支払う。①の場合は「死亡保険
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【髙橋薫社長に聞く】
ソニー生命は、新たな中期経営計画(2024~2026年度)を策定した。新中計は、25年10月に予定しているパーシャル・スピンオフを見据えて策定されており、「お客さまの『生きがい』ある人生をお守りする」を新ビジョンとして掲げている。「日本にマッチした、世界のどこにもない保険会社をつくる」という思いでスタートしたソニー生命は、これまで40余年成長を続けてきた。これからは、さらなる成長を目指すとともに、グループ全体で『金融』を変えていきたい」と話す髙橋薫社長に、新中計の位置付けやポイント、新しいビジョンを設けた背景や内容、今後の展望などについて聞いた。
――新中計の位置け付けについて。
髙橋 2025年10月に予定しているソニーフィナンシャルグループのパーシャル・スピンオフを見据えた中計だ。また、これまでを振り返ると、前中計(21~23年度)では、当社の使命である「保障提供」と「資産形成」の両輪での価値提供に取り組み、23年度は新契約高・新契約年換算保険料とともに過去最高を記録した。保有契約高も1981年の営業開始以来、伸展を続けているが、現在は、新しいステージのスタートラインに立っていると思う。ソニーフィナンシャルグループでも、ソニー生命が中心的な立場であり、志や目線についても一段高いものが求められ
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