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ホーム ニュースヘッドライン 2024年09月 金融庁 令和7(2025)年度税制改正要望 生命保険料控除の拡充と火災保険異常危険準備金充実が主要項目に

金融庁 令和7(2025)年度税制改正要望 生命保険料控除の拡充と火災保険異常危険準備金充実が主要項目に

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 金融庁は8月30日、令和7(2025)年度税制改正要望についてとりまとめ公表した。「安心な国民生活の実現」のテーマで、「生命保険料控除制度の拡充」と「火災保険等に係る異常危険準備金制度の充実」が主要要望項目となった。

 令和7(2025)年度税制改正要望における主な要望項目は、①「資産所得倍増プラン」及び「資産運用立国」の実現(▽NISAの利便性向上等▽企業年金・個人年金制度の見直しに伴う税制上の所要の措置〈厚生労働省主担〉▽上場株式等の相続税に係る物納要件等の見直し▽金融所得課税の一体化〈農林水産省・経済産業省が共同要望〉―の4項目)、②「世界・アジアの国際金融ハブ」としての国際金融センターの実現(クロスボーダー投資の活性化に向けた租税条約等の手続の見直し)、③安心な国民生活の実現(▽生命保険料控除制度の拡充〈農林水産省・厚生労働省・経済産業省・こども家庭庁が共同要望〉▽火災保険等に係る異常危険準備金制度の充実―の2項目)となった。
 「生命保険料控除制度の拡充」については、「現状及び問題点」として「子育て世帯は、安全・快適な住宅の確保や、こどもを扶養する者に万が一のことがあった際のリスクへの備えなど、様々なニーズを抱えており、子育

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