３メガ損保 ２４年度第１四半期決算 海外のけん引で基調は好調
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３メガ損保各グループの２０２４年度第１四半期決算は、海外事業の好調により修正利益の進捗率が２８～３１％と好調を維持している。（２面に３グループ各社とＡＩＧ損保の種目別保険料・保険金の一覧表を掲載）
東京海上ホールディングスの連結正味収入保険料は国内外でのレートアップ効果等により、前年同期比１０．１％増の１兆２９８４億円となった。四半期純利益は同５４．２％増の１９７３億円。連結修正純利益は国内損保事業における兵庫雹災等の自然災害の増加や自動車のロスコスト増加等の一方、海外事業における好調な保険引受やインカム収益の増加、政策株式売却益の増加等により同４１．９％増の２３３４億円となった。通期予想の１兆円に対する進捗率は２３．３％。海外保険事業の事業別利益は同３６．４％増の１２５１億円。
政策株式売却益を除いた修正純利益は１６９５億円で、同ベースでの年初計画（除く政策株式で６１００億円）対比の進捗率は２８％。
政策株式の売却の実績は約１０４０億円で、トヨタ自動車株式の一部を同社による自己株式ＴＯＢに応募することで、年初計画（６０００億円）を上回る売却ペースとなっている。
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングスの連結正味
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第一生命グループでは、「ウェルカムバック制度」がある。同制度は、同社や他社での多様な経験・スキルを生かし、再び同グループ内で活躍してもらうための再雇用制度で、今回、具体的な事例も聞くことができた。アルムナイ制度については、現在検討中で、アルムナイ制度に限らず、新卒・キャリア採用におけるリファラル採用やウェルカムバック制度等の促進を図っていく方針だ。
■再雇用などを拡大
第一生命グループでは、持続的な成長にむけて、多様な人財が活躍できる会社を目指している。同社では、「第一生命グループは、昨今、事業領域を大きく変化させ、海外ビジネスや非保険領域等へも他展開していくなかで、さまざまなスキルや経験を持つ多様な人財がグループ内で活躍することが必要不可欠であると考えている。旧来の保険会社は新卒一括採用のイメージも強かったと思うが、昨今はキャリア採用者も年々増加し多様な人財も増えていると感じており、さらに加速させていきたい」としている。
「ウェルカムバック制度」では、２１年４月から募集職掌・職位を拡大し、再入社時の職掌区分・職位等の処遇については、本人の意向や過去の経験・スキル、退職後の期間や採用ポスト等を総合的に勘案し決定することとし、再入社時の職掌・職位の限定を廃止した。
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