日本生命グループ 24年度第2四半期(上半期)決算 基礎利益36%増4866億円に 日本生命等の利配収入増加が寄与
日本生命が11月25日に発表した2024年度第2四半期(上半期)決算によると、グループの連結業績は減収・増益で、連結損益計算書における保険料等収入とその他経常収益の合計を示す「保険・サービス収益」は、ニチイホールディングスを新たに連結対象としたものの、日本生命の金融機関窓販チャネルの減少や団体年金での減少により前年同期比0.4%減の4兆2216億円と横ばい。一方、基礎利益は日本生命、ニッセイ・ウェルス生命の利息及び配当金等収入の増加を主因に36%増と大きく増益となった。国内の個人保険・個人年金保険の新契約年換算保険料は日本生命の代理店・金融機関窓販チャネルの減少を主因に前年同期比で減収、保有契約年換算保険料は日本生命で減少の一方、ニッセイ・ウェルス生命の増加により横ばいだった。
日本生命グループの24年度上半期の連結経常収益は、前年同期比8.1%減の5兆5662億円だった。連結保険料等収入は同2.8%減の3兆9956億円。
グループの資産運用収益は前年同期比26.0%減の1兆3446億円だった。経常費用は同11.6%減の5兆2270億円で、このうち保険金等支払金は同12.1%増の3兆4327億円、資産運用費用は同8.3%増の705
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ジブラルタ生命は金融教育に力を入れている。従来は、大人(中高齢者)向けにセミナーなどを展開してきたが、2022年に学校での金融教育が必修化されたことを受け、高校生向けの金融教育コンテンツを23年4月にリリース。24年4月に中学生向け、24年10月には小学生向けコンテンツをリリースし、現在では小学生から高校生、社会人に至るまで全ての層への一貫した金融教育が実現できている。24年4月にスタートした大手エンターテイメント企業である吉本興業㈱との「子どもたちへの金融教育」に関しての協業も注目される。市場開発チーム、コーチームリーダーの武藤雅史氏に具体的な取り組みについて聞いた。
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